『三位一体設計』

皆さん、夏季休暇は十分リフレッシュできましたか?
ちなみに私は家族で名古屋のレゴランドジャパンへ行ってきました。

今年の夏季休暇は例年よりも少し長めの6連休だったのですが、
近年、夏の暑さが厳しくなっていますので、十分な休息をとる上でも
来年以降も6連休以上を基本に計画していければと考えています。

さて、前回のブログではこれまでの業界にはなかった、
新たな地震対策を、ワンストップサービスという形で
提供できる仕組みについてご紹介しました。

そのブログを書いたあとに、この仕組みをいかにお客様に解りやすく、
且つ一言で価値を伝えるかということを社内で検討しました。

その結果、決定したブランドネームが
地震対策の「三位一体設計」です。

地震対策において重要な3つのことを、一体として考えることで、
それぞれが相乗効果を発揮し、本来のあるべき地震対策に
昇華するという意味です。

今後はウッドリンクがご提案する家づくりの新しい価値として、
業界全体に向けて発信していきたいと考えています。

「三位一体設計」の一つ目は「調査解析」です。
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地震対策は先ずは地盤を知ることから始まります。
地盤の固さ(揺れやすさ)によって、建物の揺れの増幅度が変わります。
お客様の建築地を実測調査し、建物の増幅率を解析します。

二つ目は「仮説検証」です。
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建物の揺れに最も影響の大きい要素が、揺れやすい地盤による増幅と
積雪荷重による増幅です。お客様のプランにその2つの条件を入れ、
震度7相当の大地震を想定した動画シュミレーションを行います。

三つ目は「対策実施」です。
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「財産を守り、住み続けられる家」を造るために、高耐震パネル「プレウォール」と
建物変形を制御する制震ダンパー「プレウォールTX」で構造設計を行います。

このように極めて根拠のある対策を講じることで最善の地震対策になるのです。

ウッドリンクはこのプロセスをワンストップで提供することで、
お客様の安心と満足をつくり、且つ「財産を守り、住み続けられる家」
を一棟でも多く建てられる社会を創っていきたいと考えています。

今回、本質が同じな3つの異なる技術を組み合わせることで、
新しい価値が生まれたことを身をもって実感できました。

これがまさしく「イノベーション」なのでしょうね。

今後は「三位一体設計」をさらにブラッシュアップを重ね、
より活用しやすい仕組みに進化させていきます。

最近、改めて思うのは仕事というのは本当に奥が深いということです。

現状に対して、こんなものかと思えばそれ以上の成長、進化は
ありませんが、まだまだ成長、進化できると思えば
面白いようにどんどん深まっていきます。

いかに現状に満足せず、常により良い姿を追求していくか
ということが大切なんだと思います。

私自身も、自己限定せず、高い頂を目指して歩み続けたいと思います。

「常に新しい価値を創造する」
           企業理念・第二章

『地震対策のワンストップサービス』

皆さん、こんにちは。

暑い日が続きますね。
今年は世界的な猛暑らしく、米国カリフォルニア州や北アフリカでは
50度以上を観測したそうです。

先月からの地震、豪雨、猛暑、台風と天災続きに悩まされていますが、
私たちのできる事としては、いつか起こる、
という心構えで「備え」をするしかありません。

6月18日に発生した大阪北部地震では、最大震度6弱を記録し、
住宅被害3万棟超の大きな地震災害となりました。

阪神淡路大震災(1995年)あたりから地震活動期に突入したとされる日本では、
いつどこで地震が発生してもおかしくありません。

そんな中、北陸において最も危惧しているのは積雪時の地震です。

屋根に積雪荷重がかかることで頭が重くなり、建物の揺れが増幅します。


今年のような大雪になると積雪期間が延びることで、
積雪時の地震発生リスクが高まります。

そこに更にリスクを助長させる条件があります。

それは地盤の揺れやすさです。

地盤の揺れやすさも積雪と同様に建物の揺れが増幅するのです。


積雪と揺れやすい地盤、この2つの条件が重なったときに、
建物の倒壊リスクが最も高くなるのです。

その最悪の条件でも倒壊を防ぎ、人命を守ることはもとより、
財産である建物を守り、避難所生活ではなく、
その後も住み続けられる家にしたいですよね。

そんな「財産を守り、住み続けられる家」を1棟でも多く建てられることを願い、
これまでの業界の常識には無かった、新しい地震対策プロセスを確立しました。

これが地盤から考える地震対策のワンストップサービスです。

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wallstat

①地盤の揺れやすさの現地調査(微動探査&地盤調査)

②地盤の揺れやすさ、積雪を考慮した耐震設計(壁量/配置バランス)

③耐震を補う、制震ダンパーの設置検討(建物変形量の低減)

④倒壊解析シミュレーションによる安全性の確認(動画ソフト・ウォールスタット)

⑤邸別シミュレーションで裏付けされた安全・安心な構造部材の生産
 (CAD/CAM・生産)

このプロセスによって、お客様ごとの建物を何故このような
耐震設計になるのかという、根拠を明確にしたご提案ができ、
その結果「財産を守り、住み続けられる家」を建てることができるのです。

これまで当社は耐震パネル「プレウォール工法」を採用すれば、
地震に強い家になります、という大ざっぱなご提案をしていました。

そこで今回、地盤の揺れやすさ、積雪量、壁量、壁の配置バランス、
制震ダンパー、これらの条件を全て考慮した設計を行い、
その設計された建物を過去の地震波を用いてシミュレーションし、
建物変形量をビジュアルで見える化するという、
極めて詳細な検証システムを確立したのです。


ウッドリンクは木造住宅の構造体メーカーとして、地震に対する最善の備えを
研究・開発し、世の中に発信・普及させていくことをミッションとしています。

今までにない、新しい地震対策のワンストップサービスが完成しました。

さあ、次はどうやってお客様にわかりやすくお伝えし、啓もうしていくか。

ここからは営業の皆さんの腕の見せどころです!
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『新会社・ビルダーズサポート』

皆さん、こんにちは。

今年は例年よりも早めの梅雨入りでしたが、
雨の降る日が少なく、なにかと助かります。

このたび、リンク&エー グループの3つ目の事業会社が誕生しました。
社名は「ビルダーズサポート株式会社」です。

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その名のとおり地域ビルダー様をサポートするという意味で、
事業内容としては調査・検査・測定・点検といった現場管理業務を
第3者的かつ中立的な立場から実施し、その結果を正確に
レポートするという仕事になります。

事業の中核となるのは「地盤調査」+「微動探査」です。

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「地盤調査」は地盤の強度を測定し平時の地盤沈下対策を行うもので、
「微動探査」は地盤の揺れやすさを測定し有事の地震対策を行うものです。

平時、有事、ともにお客様の建物、財産を守るための、
適切な措置をご提案するのが私たちのミッションとなります。

なぜこのような新規事業を行うことになったのか。

決め手となったのは「微動探査」です。

「微動探査」はこれまでの住宅業界には無い新技術で、
地震活動期に突入した日本にとって必ず必要になると思ったからです。

これからの住宅業界の新常識になるのでは・・と予感しています。

簡単に調査の流れをお話しすると、通常の地盤調査を行う際に
合わせて微動探査を行います。探査の方法は探査機を地面に置き、
体に感じないほど僅かに振動している動き(微動)を観測します。

掘削の必要もありませんし、騒音などもありません。
わずか1時間ほどで調査が完了します。

現場で測定した情報はその場から国の機関である防災科学技術研究所へ
送信され、一週間後には報告書が送られてきます。

報告書としては地盤の強度、揺れやすさから、
建物の増幅率0.5~2.5倍の範囲の中で示されます。

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ではこの結果を受けて建築主のお客様はどうすればよいのか?

そこでウッドリンクの登場です。
お客様の地盤の増幅率に応じた耐震設計を行うのです。

これまでの住宅業界は住宅会社それぞれの独自の考えによって
耐震強度が決められていました。
「全棟 耐震等級2」、「全棟 制振装置 装備」といった具合です。

しかし、等級2だからといって絶対に倒壊しないとはいえませんし、
そもそも等級1で良いものを過剰スペックになっている可能性もあります。

つまり、なぜ等級2が必要なのかといった根拠のない耐震化という
極めて住宅会社都合の提案になっているのです。

では地震対策の根拠となる要素は何があるのか?

1つは今回お話しした地盤の揺れやすさ、2つ目に屋根に積もる積雪量
3つ目に建物の形状(間取り)です。

私たちは耐震メーカーという立場から、この3つの要素の分析を行い、
なぜこのような地震対策が必要なのかという「根拠」を明確にし、
お客様が納得のいく、安全・安心な構造体を提供していきたいと考えています。

これからも新会社ビルダーズサポートとウッドリンクの連携によって、
いままで以上にお客様のお役に立てるよう努力してまいります。

↓↓ビルダーズサポート株式会社ホームページへはこちらから
http://builders-support.co.jp/

『木のある暮らし』

皆さん、こんにちは。

梅雨入り前の貴重な晴天が続いています。
この清々しい天気を存分に愉しんでおきたいものです。

調整版

さて、この度ウッドリンクのオリジナル内装材のカタログを出版しました。
これまでは商品ラインナップも少なかったこともあり、コピー用紙を数枚、
ホッチキスで留め、カタログ風にしてお客様へご提案していました。

どこか腰の入らない中途半端さが否めなかったのですが、
ようやく内装材メーカーらしくなり、おかげ様で販売も少しづつ伸びてきています。

昨年より製材事業部と住宅資材事業部の事業部横断の
プロジェクトを結成し、半年くらいの間、校正を進めてまいりました。

原木の伐採現場から施工現場までの一連の工程の撮影から、
商品説明の文章構成まで、慣れない中、試行錯誤しながら
がんばってもらいました。

P29_伐採_縮小_ P23_ルーバー事例_縮小

改めてプロジェクトメンバーに感謝です。

今回のカタログ出版にあたり新商品をいくつかリリースしています。
その中でも業界では珍しい特徴のある商品を紹介したいと思います。

それは「スギボード」と「ヒノキボード」という商品です。
「スギボード」は杉の節有、「ヒノキボード」は桧の節有で、サイズは
厚み27㎜×長さ1820㎜×幅910㎜で、厚物構造用合板の代替にも使えます。

P18_ヒノキボード斜め_縮小 P18_スギ節有斜め_縮小
       ヒノキボード                 スギボード

設計によっては、構造用二階床パネルと仕上げの二階床材、仕上げの一階天井材の
一石三鳥での使用が可能です。構造用と化粧用を兼ね備えた優れものなので、
上手く設計できれば、かなりの合理化が実現できます。

また、DIYの材料としてもおすすめです。
厚みが27㎜ありますので、シェルフや収納BOXなど、手作り家具が簡単に作れます。
1㎜単位でオーダーカットもできますので、自宅で組み立てるだけということも可能です。

P20_3段シェルフ_縮小

住宅建築の資材としてだけではなく、家具としても国産材を使ってもらうことが
できれば、より国産材自給率も上がりますし、何よりも木の様々な効能を
より多くの方に感じてもらうことができます。

昨今、なにかとストレスの多い世の中。
家に帰って疲れた体と心を休めるということは凄く大切な事だと思います。

その「休む」という字をよく見ると「人」の横に「木」と書きます。
人は古来より木に寄り添って生きてきたのです。

木には鉄やコンクリート、プラスチックなどの無機質な素材には無い
有機質ならではの優しさとぬくもりがあります。

また、木(スギ・ヒノキ)の様々な効能というのは、決して情緒的なものではなく、
しっかり科学的実証データで裏付けされています。

私も木の家に暮らす一人のユーザーとして、
日々実感している「木のある暮らし」をお話ししたいと思います。

私が自宅の中で一番木を感じれて、心が落ち着く瞬間というのは、
先ずは玄関ドアを開け、家の中に入った瞬間です。
木(スギ)の香りに包まれ心がホッとします。

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そして靴を脱ぎ、床に上がった瞬間、足の解放感とともに
木の柔らかく温かみのある感触がすごく気持ちいいのです。

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夕食の後はリビングでまったりと過ごしますが、フローリングの木目のゆらぎ
や木の肌触りによって心が癒されます。
そして、就寝は木(スギ)のアロマ成分「セドロール」の効果によって、
あっという間に眠りにつき朝までぐっすり・・という感じです。

おかげで心身ともに疲れた体をしっかりリセットして朝を迎えることができています。
これは決してアパート住まいのときには得られなかった感覚です。

木材好きの戯言に聞こえた方もいらっしゃるかもしれませんが、
決して大げさな話ではなく、これが私の日常なのです。

ですから、より多くの方に「木のある暮らし」を体感してもらいたいのです。

新築済みの方も遅くはありません。DIYで木の家具を作るという手があります!
思い切って木質化リフォームをするというのも決して大げさな話ではないと思います。

私たちウッドリンクは、国産材の普及に向け、付加価値の高い商品を開発し、
より多くの方に木の素晴らしさを実感してもらいたいと思っています。

そして、日本の森林が健全に循環することによって、サステナブルな社会が実現する。
そんな明るい未来を見つめ、日々努力していきたいと思います。

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『木造住宅の倒壊シミュレーション』

新緑の葉が茂る、とても清々しい季節となりました。
私はこの時期が一年で一番好きです。

さて皆さん、自分の家が過去発生した地震で倒壊するか、
しないかをシミュレーション動画で確認できるのをご存知ですか?

私もすでに家を建てた身ですが、いまさら確認をして、
「熊本地震クラスで倒壊します・・・」という結果になったらと思うとゾッとします。
(近々、担当社員の手が空いたときに実施予定です。)

wallstat

これは「wallstat(ウォールスタット)」という木造住宅を対象とする
倒壊解析ソフトウェアで、国土交通省の研究機関である
国土技術政策総合研究所の中川貴文さんが開発された、
業界では画期的なツールなのです。

興味のある方は他にもユーチューブでシミュレーション動画が
いくつか公開されていますのでご覧いただければと思います。

ここで誰もが疑問に思うことが一つあります。
それはシミュレーションの信憑性はどの程度あるのか。

そこで私たちは2016年5月に実施したプレウォール工法の
三次元実大振動実験をウォールスタットを使って再現することにしました。

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その結果、概ね実大振動実験通りの結果となり、
シミュレーションの精度に間違いがないことを確認しました。

次に様々な条件下における検証を実施しました。

地震波(阪神大震災や熊本地震など)、積雪量(0~3メートル)、
壁の量とバランス(耐震等級1~3)、工法(プレウォール以外の工法)、
これらの条件を何通りもの組合せでシミュレーションを行いました。

検証の結果、悪条件が複合的に重なった場合、耐震等級2や3といった
一般的に強いと認識されている建物であっても倒壊するリスクがある
ということが分かったのです。

そのようなことから私たちは、
「建てる前に倒壊シミュレーションを実施すべき」
という結論に至り、現在は社内体制を整備しているところであります。

倒壊シミュレーションの必要性、メリットは大きく3つあると考えています。

1.過去発生した大地震に対し、具体的且つ根拠のある対策が打てる

例えば、シミュレーションの結果、倒壊してしまう建物に対し、
構造用合板をたった一枚張ることで、倒壊しない建物に変わることがあるのです。
ほんの少しの違いによって、命取りになってしまうのは本当に残念です。

2.地震発生後、構造の修復(メンテナンス)がピンポイントでできる

地震発生後は見えない壁の中で、どこが損傷しているかが
特定しづらいわけですが、発生した地震波でシミュレーションを
行うことで損傷個所が解り、ピンポイントで構造体の修復ができるのです。

3.安全・安心な暮らしと共に資産価値を守り続けることができる

良い住宅を建てるための最も重要なファクターは
家族が安全・安心に暮らせることだと思います。
そして、資産価値をゼロにすることなく住み続けられるということです。

世間一般的に、富山県は地震が起こらないというイメージが
あるようですが、それは全くの誤解です。

県内には砺波平野断層帯・呉羽山断層帯が危険度Sランク(最高ランク)
の主要活断層とされており、いつ大地震が起こってもおかしくないのです。

無題
「備えあれば憂いなし」

ウッドリンクは木構造のプロフェッショナルとして
常に最新の技術を研究し続けると共に、お客様の安全・安心を支える
ベストな耐震構造をご提案していきたいと思います。

『あるべき耐震設計とは何か』

皆さん、こんにちは。

ここ数日で急にあたたかくなり、桜も開花したと思えば
あっという間に満開になりましたね。

さて、2016年4月14日の熊本地震から早くも2年が
経過しようとしています。

20180402

住宅被害で約18万棟、人的被害が約2,500名という大惨事でした。

それは数百年に一度発生すると想定されている「震度7」が
立て続けに2度も発生するという大変ショッキングなものでした。

私たちウッドリンクは、これまで震災が起こるたびに、
耐震における知見を得てきました。

1995年の阪神淡路大震災では建築基準法で想定する
震度6を上回る、震度7の巨大地震が発生し、
木造在来工法の耐震性の低さが露呈しました。

2011年の東日本大震災では、本震の後、震度4以上の
強い余震が数年にわたり300回以上発生しました。

そして熊本地震では震度7の巨大地震が2回連続で発生しました。

これらの震災の度に私たちは、プレウォール工法の
同条件での性能検証を行ってきました。

そこで今回、熊本地震発生後に専門家による現場調査で判明した、
新たに得た知見をお話ししたいと思います。

最も被害の大きかった熊本県益城町で「耐震等級2」
(建築基準法の1.25倍の性能)の住宅が倒壊したのです。
そしてそこから数十メートル離れた場所で
一般的な性能の住宅が倒壊しないという現象が起きました。

なぜ地震に強い家が壊れ、普通の家が残ったのか。

それは地盤の固さの違いにありました。
地盤が固ければ建物は揺れにくく、柔らかいと揺れやすいのです。

つまり建物を建てる前に地盤の固さを調査し、
揺れやすい地盤であれば建物を強固にする必要があるのです。

おそらく倒壊した住宅は、一般的に耐震性能が高いと認識されている
耐震等級2でも足りなかったということなのです。

そこで今、業界で注目されているのが「微動探査」という新しい技術です。

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微動探査とは、地盤が体感できないほど僅かに振動している
動き(微動)を観測する地盤調査手法です。

現在の住宅の耐震設計は、地盤の揺れやすさや積雪荷重の有無といった
建築地固有の条件は設計上考慮しなくてもよいというルールになっています。

そんな規制の緩い住宅業界では、住宅メーカーが「地震に強い」
というキャッチフレーズをよく打ち出していますが、
それは極めて根拠のないスローガン的なものが少なくないのが現状です。

例えば、阪神淡路大震災クラスでも耐えられるのか。連続地震はどうなのか。
一棟一棟、それぞれの建築条件に合わせて検証する仕組みがあるのか。

本当に地震に強い建物を造るときには、地盤の固さ、積雪荷重、
壁の配置バランスといった固有の建築条件を全て考慮した検証、
シュミレーションが必要なのです。

鉄骨造や鉄筋コンクリート造のビルなどは
当然そこまでの検証を行わないと建築許可が下りません。

私はこれからは住宅もビルと同様、
しっかりとした個別の耐震設計が必要になると考えています。

住宅を建てては壊す時代は終わりました。

また、災害というものはいつも想定外のことが起こるもの。
たとえ戸建て住宅であっても万全の備えをするべきだと思います。

今は人生100年時代と言われますが、
住宅の寿命も100年時代ではないでしょうか。

私たちウッドリンクは「あるべき耐震設計とは何か」を問い続け、
どんな地震にも負けない、安全で安心な家づくりを進めてまいります。
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『研修旅行2018 ~仲間との愉しいひととき~』

皆さん、こんにちは。

大雪の影響もおさまり普通に仕事ができることが有り難く感じます。

先日、毎年恒例の社員研修旅行に行ってきました。
行先は和倉温泉「加賀屋」さんです。

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地元北陸での1泊2日ですから社員全員で行けるのが一番のメリットです。
今年は新年互礼会があいにくの大雪で中止になってしまったので、
社員表彰も今回の旅行で行うことにしました。

また、学びの要素も取り入れたいと思い、
書道家で有名な武田双雲先生の講演を企画しました。

講演会案内 

そして顧客満足度36年連続日本一の加賀屋さんのおもてなしを
体験できることも大きな学びとなります。

このように職場を離れて、仲間とコミュニケーションが図れ、
ともに学べるというのは大変意義のあることだと考えています。

先ずは、武田双雲先生の講演での個人的な気付きを紹介します。

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「目の前で起きていることは奇跡の結果、
その奇跡の瞬間に感謝して人生を生きる。」

「世の中に面白い仕事は存在しない。どんな仕事も単調で
面白くするのは自分次第。与えられた仕事にどれだけ想いを
込められるか。それが仕事の価値を定める。」

このような話というのは知識として知っていることではありますが、
なかなか実践が難しいのが現実ですね。

それを見事に実践されているのが武田双雲先生で、
実践されている人から聴くと、素直に納得できますし、
自分もやってみようという気になるのですね。

まさに「何を語るかではなく、誰が語るか」ということです。

そして武田先生の話で元気をもらった後は、
日本一の温泉に入り、ありがたさ満点の状態で懇親会に突入です。

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美味しいお料理をいただきながら、資格取得者表彰、改善提案表彰、
チャレンジャー表彰があり、その後はメインイベントの余興大会です。

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各部署からの選抜メンバー6チームによるステージで、
大いに盛り上がりました。

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この姿こそ、我々が目指す企業風土だと感じました。
他人を喜ばせるために、自ら主体的に考え、
チームで協力しながら事前準備を行い、実行に移す。

そこには会社からの指示命令は一切なく、全て自分たちの判断で
行うという、まさに「主体的な組織」の姿がありました。

そしてその場には沢山の笑顔があふれ、
幸せな波動が飛び交っていました。

今回、武田双雲先生の講演、そして社員達の余興で学んだことがあります。

「リーダーがワクワクするような夢を語り、元気をもらった社員が
自ら主体的に働き、お客様の満足を創る。」

この姿こそが我々が目指す理想の企業像です。

今年の研修旅行も沢山の元気をもらえた本当に愉しいひとときでした。

改めて仲間(社員)に感謝です!

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『想定外から理想の姿へ』

皆様、新年おめでとうございます。

今年は明治維新から150年。そして「平成」最後の一年となり、
時代の変わり目の年になりそうですね。

ウッドリンクにおいても今年は「転換の年」にしたいと思います。

新年にあたり、毎年恒例の新年度方針発表会ならびに
新年互礼会を開催しました・・・。と始まる予定だったのですが、
先日の大雪により、中止を余儀なくされました。

新年互礼会は全社員が一堂に集い新年を祝うパーティーで、
毎年楽しみにしている恒例行事なのですが、
過去前例のない当日キャンセルという大変残念な結果となりました。

そこで、新年互礼会は諦めるとしても、新年度方針発表会は
どこかで実施しなければいけません。

協議の結果、これまでにはない新たなスタイルを試みました。

昨年までは、新年度方針発表のあとに新年互礼パーティーがあり、
その後、間髪を入れずお酒が入り、飲んだあげくには聴いた話は
ほとんど記憶に残っていないという、よくありがちなパターンでした。

そこで今回は、方針発表のあとの記憶が鮮明なうちに、
部署ごとでグループディスカッションを行い、経営方針の理解を
深めるとともに自部署の現状の問題点を出し合います。

問題点が出た後に、新年度の経営方針と照合し、
具体的実施計画に落とし込むといったプロセスです。

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手法は付箋になんでも思ったことを書き出す
「ブレーンストーミング」です。

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予想以上に若い方たちも積極的に参加していました。

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このようなプロセスにすることで、今まで以上に現場の実状を踏まえた
ボトムアップ型の年度計画になるのではないかと考えています。

正直、これまでの経営計画は方針として「こうありたい・・」を最優先に
位置づけ、「そうはいっても現実は・・」といった現場の声を
あまり吸い上げられていませんでした。

その結果、現場の人たちにすれば納得感に欠ける年度計画となり、
結果的に、どこか「やらされ感」のある仕事になっていたことが否めません。

今回、一見、不運に思う気象災害というハプニングから端を発し、
このようなあるべき新年度計画策定プロセスにつながり、
つくづく「人生は面白い!」ということを感じています。

本来であれば自分たちが現状のやり方に問題提起をし、
改善すべきことが、天の導きによって気づくことができました。

「人生で起こること、全て深い意味がある」

私の好きな言葉です。

何事もポジティブに解釈できる強いマインドをもって、
今年も邁進していきたいと思います。

『改革リーダー研修・終講』

皆さん、こんにちは。

クリスマスも終わり、年内残すところあと数日。
個人的にはやらなければならないことがまだまだ片付かずバタバタしてます。
(段取りの悪さに反省です)

さて、今年の新しい取組である「改革リーダー研修」全6回の講義が終了しました。

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6回の講義の合間には私との個人面談を一人当り3回ほど実施し、
各人の取組の進捗確認と、今後に向けたアドバイスを行いました。

講義の内容は、リーダーの心構えや役割に始まり、全社の業務内容の理解、
現状の課題について、座学とグループ討議で学びました。

また、会社の経営状態を正しく把握し、何が課題なのかを考えられる思考を
養うために、財務諸表の見方など経営指標を学びました。

改革を実行するためには、強いリーダーシップは勿論、全社最適で
考えられるための全社的な業務知識と経営視点が必要なのです。

いわゆる社長の視点ですね。

これだけでは勉強して終わりになりますので、実践型研修として、
個人の課題に対して目標設定を行い、日々の業務の中で実行し、
毎回進捗の発表を行いました。

約6カ月の期間でしたが、既にいくつもの成果が上がっており、
「みんな、やればできる!」ということが強く実感できました。

今回の研修で、経営視点をもって課題形成する力、改革を実行する苦労、
そして何よりも成果が上がった時の喜び、そのプロセスで得た自分の成長。

9名の若手人財にとっては大変貴重な体験だったと思います。

5月のスタート時よりも明らかに面構えが違いますし、
視座が一つ高いレベルに上がり、研修中の発言内容も随分変わりました。

「改革リーダー研修」はこれで終わりと思いきや、実はこれからが本番なのです。

1期2年スパンで考えており、本当の卒業は2019年3月になります。
これからはこの6カ月でインプットしたことを残りの1年でアウトプットを行います。

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取組みテーマは、
「社員が会社を好きになり仕事が面白くなれる環境づくり」です。

このテーマに基づく様々な企画を、9名の改革リーダーが実行していきます。

企業理念 ES=CS、社員満足がお客様満足を創る。
先ずは社員満足、それがあれば自然とお客様満足はついてくる。

今年もこの理念の基、様々なことに取り組み、多少は成長できたかと思います。

本当に素晴らしい一年に感謝します。

また来年がどんな年になるのかとても愉しみです。

Vision

Vision

『一生懸命』

皆さん、こんにちは。

気がつけば今年も残り1ヵ月。

年始に手帳に記した個人目標を読み返してみますと
概ね達成できそうな感じです。

さて、今年度、会社の中で最も緊張感を持って必死に仕事をされた人といえば、
新卒社員の3名かと思います。

3名は入社されてから研修カリキュラムを終了し、その後は
それぞれの部署で専門業務を学び、現在は先輩のサポートを
受けながらですが第一線で活躍しています。

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そんな彼ら彼女らの仕事ぶりから、見習うべき大切なことがあります。

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それは仕事に対する姿勢、「一生懸命さ」です。

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新入社員だから当然と思いがちですが、決してそうではではなく、私たちも
一人の職業人として、持ち続けなければいけない大切な基本姿勢だと思います。

しかし、世の中を見渡した時に、どう見ても「一生懸命さ」が感じられない
という方は決して少なくありません。

私たちは仕事では業者という立場でお客様はじめ様々な人と接しますが、
仕事が終われば逆に消費者という立場で様々な業者と接することになります。

例えば、買い物に出かけたときに店員さんの態度が悪かったらその人からは
買いたくないなぁという気持ちになります。また、態度が悪いまでは行かなくても
無表情でマニュアル的な対応となると、あまり良い気持ちにはなれませんよね。

一方で一生懸命、懇切丁寧に対応していただいたときは気持ちが良いですし、
次回もこのお店で買いたいと思います。

この「一生懸命さ」が伝わるのと伝わらないのでは、
相手に与える印象が全く違ってきますよね。

これは職場の人間関係、上司・部下の関係や部門間・工程間の関係も
同じことが言えると思います。

私たちは仕事では「自分」が他人から見られ、
仕事を離れれば自分が「他人」を見ているのですね。

ではこの「一生懸命さ」というのはどうすれば出てくるのでしょうか。

一言で言えば「心の姿勢」です。

では「心の姿勢」とは何か。

私は大きく2つの「想い」があるのではないかと思います。

1つ目は、成長したいという想い。

新入社員の方たちを例にすると分かり易いのですが、彼ら彼女らは
自分の未熟さが見えています。それを自覚した上で頑張って良い成果を残したい、
そして、その未熟な部分を克服して、成長したいという想いを持っています。

この想いが何故か年月が経ち、仕事を覚えてくると、薄れてきてしまいます。

ポイントは何年経とうが、常に「志」を高く持ち続け、自分の未熟さを見つめながら、
成長していくということではないでしょうか。つまり、慢心しないということですね。

2つ目は、時間を大切にしたいという想い。

今、この瞬間しかないと思うとき、人間は一生懸命になります。
例えば、滅多に会えない人との貴重な時間、
滅多に行けない海外旅行中の貴重な時間など。

このように、一期一会の気持ちで時間を意識したときも
一生懸命取り組めると思います。

ここでもう一つの真実があります。

「人生は一度しかない」

そして、人生のこの一瞬は、今しかないのです。
過去もない、未来もない、あるのは永遠に続く今だけなのです。

そう想えば、人間いつだって一生懸命になれるということに
気づかされます。

3名の彼ら彼女らが、これからもずっと「一生懸命さ」を忘れずに、
人間成長の道を歩まれることを願っています。

そして、私も共にその道を歩んでいきたいと思います。

ライフワークとしての使命感を持とう