『家づくりの価値とは何か』

皆さん、こんにちは。

今日で9月も終わりですが暑い日が続きますね。
世界的にもグリーンランドの氷河が一日で125億トンも解けたとか、地球温暖化の影響がとても心配です。

さて、皆さん「ファクトリエ」というアパレルブランドをご存じでしょうか?

最近注目のファッションベンチャー企業でメディア等でもよく取り上げられています。

私たちの着ている服のおよそ97%が海外製ですが、「ファクトリエ」は日本の職人さんの技術を守るため、メイドインジャパンで世界一流ブランドをつくるというビジョンを掲げ展開されています。

メイドインジャパンと聞くと少々お高いイメージがあると思いますが、「ファクトリエ」は工場と消費者を直接つなぐことで、商社や問屋といった中間業者のマージンを省くこという、これまでの業界にはない新しいビジネスモデルで「良いものを適正価格でお届けする」ことを実現しています。

興味のある方は「ファクトリエ」ホームページをご覧ください。
https://factelier.com/

今回、北陸型木の住まい研究会「住宅ビジネス研究サークル」のメンバーで、「ファクトリエ」(企業名:ライフスタイルアクセント株式会社)の山田社長のご講演と店舗視察を行う機会がありました。

日本の物づくりの価値を伝え、ブランド展開を図るビジネススタイルは売るものは違いますが、家づくりを通じて地域でブランドを創るという我々の目指す注文住宅ビジネスと共通します。

今回の研修を通じて、大きく2つのことを学ぶことができました。

1つはビジョンの大切さです。

山田社長の起業の発端はパリに留学中、高級ブランドのグッチでアルバイトをしていたとき、そこで働く社員から言われた一言がきっかけになったそうです。

「日本には本物のブランドがない」

パリ発祥の一流ブランドは、工房から生まれた物づくりブランドで職人さんを大切にされ、創業からの物づくりの技術をずっと継承しているのだそうです。

「日本には本物のブランドがない」という一言から、メイドインジャパンの世界一流ブランドをつくるというビジョンが生まれたのです。

そのビジョンを経営の軸として、ビジョンに共鳴する情熱を持った社員が集まり、一枚岩の強い組織集団をつくられているのです。

そして2つ目の学びは、ブランディングです。

ブランディングというのは簡単に言えば、自社のファンをつくるということ、「ファクトリエ」であればメイドインジャパンの質の高い服を適正な価格で買いたいというニーズのお客様をより多くつくる活動のことですね。

そのブランドイメージをマーケットで確立するのがとても難しいのですが、今回の山田社長のお話でブランディングとは、「何を伝えるか」と「どのように伝えるか」の2点であるということでした。

「何を伝えるか」とは、自社の存在価値は何か、つまりビジョンに基づく物づくりへの拘り、そしてそんな想いで造られた商品の価値は何か、つまり機能性やデザイン性といったユーザーメリットを明確にすることです。

また、「どのように伝えるか」は、その価値を如何に分かりやすい言葉や物語として伝えるか、また、リアル(店舗)とデジタル(Web)の両面から、しっかりとお客様へ発信する、ということです。

私たちのビジネスでは「差別化」という言葉が好まれてよく使われていますが、単純に他社と違うというだけではお客様には選んでいただけません。

やはり、ビジョンに基づいた物づくりの拘り、そしてお客様にとっての価値(メリット)を如何に分かりやすい言葉や行動で伝え、お客様に共感して頂けるかということをしっかりと検証しなければいけません。

今回の研修で工務店の家づくりの価値は何か、ということを改めて考える機会となりました。

昨今、大手メーカーによるローコスト分譲住宅が多くなるマーケットの中で、如何に当社のパートナーである地域工務店の家づくりの価値をどのように消費者へ伝えるか、今後の大きな課題かと思います。

改めて考えると工務店の家づくりには我々自身が気づいていない価値が多く存在します。

木や土や石といった本物の素材を使い、大工さんをはじめ様々な職人さんの技術を結集してつくられる住宅。

それは大量生産型の大手メーカーには無い、家づくりの価値だと思います。

しかし、そのようなことも我々にとっては当たり前という認識でいますので、特にお客様へアピールすることをしていません。

その結果、お客様から見たときにどの住宅会社も同じに見えてしまい、何が違うのか分からない、であれば安いほうが良い、となるのだと思います。

北陸のお客様に本当に良い家づくりを選んでいただくために、私たちウッドリンクとしても「北陸型木の住まい研究会」という地域グループを通じて、工務店様と共に、我々の家づくりの価値を発信していきたいと思います。

pixta_25220169_M

『建てた後の地震対策』

皆さん、こんにちは。

消費税率8%も残すところ一か月余り。
住宅業界は政府の増税対策により、過去(3%増税)のような極端な駆け込み需要で現場が忙殺されることも無く、例年とそれほど変わらないマーケット環境かと思います。

さて、この度、大地震から人命・財産を守る「三位一体工法」の新しいサービスをリリースすることになりました。

「三位一体工法」を初めて耳にする方のために、概要を説明しますと、

1.建築地の地盤の揺れやすさを測定する「微動探査」
2.地震時の倒壊シミュレーション「ウォールスタット」
3.耐震・制震構造「プレウォール/プレウォールTX」

この3つの技術を組み合わせることで、お客様の人命はもちろん、大切な財産も守る住宅を設計するシステムが「三位一体工法」です。

一般的な耐震住宅と比べ、より詳細に確実性の高い耐震住宅を設計することができるのです。

詳しくはホームページをご確認ください。
http://www.woodlink.co.jp/sanmiittai/

これまでの「三位一体工法」は建てる前に行う対策でしたが、今回の新サービスは建てた後、つまり地震が発生した後の対策なのです。

木造住宅というのは、いくら耐震性が高いといっても地震が発生した際、まったく揺れないわけではありません。

多少でも建物が揺れれば、壁を構成している釘の緩みや部材の割れなどの損傷が残り、それが耐震性能の低下につながります。

住まい手からすれば、地震発生後、自宅の壁の中がどの程度、損傷しているのか分からない。

また、その後の余震に対して、ちゃんと耐えられるのか不安になるものです。

そこで地震発生後、実際発生した地震波(防災科学技術研究所が測定した揺れのデータ)を入手し、建てる前に行った倒壊シミュレーションの建物データを活かし、コンピューター上で地震時の建物の揺れを再現します。

そうすることで見えない壁の中の損傷を可視化することができるのです。

そのシミュレーション結果をウッドリンクがレポートとしてまとめ、住まい手へフィードバックするというサービスです。

ちなみに、費用は無料です!

そうやって自宅のどの壁が損傷しているのかが分かれば、損傷している壁のみを補修することで、最小限のコストで新築時の耐震性能に復旧させることができるのです。

これで今後、発生するかもしれない地震への備えができ、安心して住み続けることができるとともに、住宅の資産価値を守ることにもなります。

スウェーデンのことわざで、親は住宅に投資、子供は別荘に投資、孫はヨットに投資すると言われ、住宅は3世代で住み継がれることが常識になっているそうです。

「良いものを長く大切に使う」

国が推奨する「長期優良住宅」のコンセプトです。

やはりこれからは「持続可能な社会」を目指す上でも、30年で壊される住宅より100年住み継がれる住宅のほうが理想ですよね。

私たちウッドリンクはこれからも北陸の気候特性である湿気や積雪、そして、いつどこで発生するか分からない地震に負けない、良質な住宅の研究に取り組んでいきたいと考えています。

建てる前と建てた後、ダブルで安心の地震対策「三位一体工法」、是非ご利用いただければと思います。

『持続可能な企業を目指して』

皆さん、こんにちは。

先日、北海道ニセコ町に行ってきました。
ニセコと言えば世界的に有名なスキーリゾート地のイメージがあると思いますが、今何かと話題の「SDGs未来都市」に選定されている街なのです。

pixta_39838794_M
     羊蹄山(通称:エゾ富士)

北海道の素晴らしい環境資源を活かし、観光を軸に経済を循環させ、持続可能な街づくりに取り組んでいらっしゃいます。

世界中からの移住者は後を絶たず、このご時世で人口は増加、土地の値段も異常なほどの上昇を見せている、注目の街です。

「SDGs未来都市」は全国60の自治体が選定されており、富山県でもコンパクトシティーを推進している富山市が入っています。

「SDGs(Sustainable Development Goals)」とは、持続可能な社会を目指すための世界共通の開発目標のことで、世界中の人が100年後も200年後も幸せに暮らせる社会をつくるため、17の開発目標が必要と考えられています。

main

詳しくは国連広報センターHPをご覧ください
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

そもそも何故、持続可能な社会が必要なのか。

それは、今、世界の人口は毎年約8,000万人ずつ増え続けており、現在の総人口は約76億人と言われています。
このまま人口が増え続けると、地球のあらゆる資源が無くなってしまいます。
また、CO2を排出し続けることで地球温暖化が進行し、自然環境がどんどん破壊されていきます。
そうなれば社会も経済も持続不可能になってしまいますね。

SDGsのキーワードは大きく3つで、「環境」、「社会」、「経済」、この3つの相乗効果で持続可能な社会システムを構築していくという壮大な目標なのです。

では一体、誰がその役割を担うのか。

それは、我々「企業」であり、そこで働く「私たち」なのですね。

つまり、SDGsは「仕事を通じて社会に貢献する」ということそのものなのです。

ですから、我々が日々当たり前に行っている仕事は、どんな仕事でも必ずSDGsの17の目標の何れかに当てはまります。

ウッドリンクの仕事で置き換えると17の目標の内、なんと半数以上の9個に当てはまりました。

1~17の目標の内、当てはまる目標と当社の取組みの繋がりをあげてみました。

3
→健康(高断熱)住宅の推進(プレウォール)

7
→省エネ住宅の推進(プレウォール)

8
→働き甲斐を追求したES経営の実践(企業理念)

9
→地産地消型ビジネスモデル(製材・プレウォール)

11
→高耐震住宅の推進(プレウォール)

12
→木材のカスケード利用(製材・プレウォール)

13
→国産材・省エネ住宅の推進(製材・プレウォール)

15
→循環型資源・国産材の活用推進(製材・プレウォール)

17
→地域連携によるサプライチェーン体制(製材・プレウォール)

木材そのものが持続可能な循環型資源であり、CO2を吸収、固定化するエコ資源であることから、木材に関わるウッドリンクの事業はSDGsとの親和性が高いのです。

pixta_50621100_M

自分達の仕事が、未来の子供たちが幸せに暮らせるための、持続可能な社会システムに役立っていると思うと、モチベーションも上がりますし、社内の仲間はもちろん、社外のあらゆる職業の方も同志に思えてきますよね。

前回のブログで、熱意の源泉はビジョンを持つことであるという内容のお話しをしましたが、今回、企業や業界の枠を超えた地球規模のビジョンがあるということに気付かされました。

やはり、仕事の思想というのは深いですね。

ウッドリンクが持続可能な企業であるためには、どうあるべきかを考え、邁進していきたいと思います。

『熱意の源泉は何か』

皆さん、こんにちは。

令和に入り、早くも新潟・山形で震度6強の大地震が発生しました。
昨年の大阪北部地震から、わずか1年で大地震(震度6以上)が3回も発生するというのは明らかに異常事態ですよね。

さて、先日、新聞記事で興味深い情報を目にしました。
それは米国の人材コンサルティング会社が世界各国の社員の士気を比較した調査を行ったというものです。

日本は「熱意あふれる社員」の割合がわずか6%、米国の32%を大きく下回り、調査した139ヵ国のうち132位と最下位レベルという結果。

さらに日本は「周囲に不満をまき散らしている社員」の割合が24%、「やる気のない社員」も70%を超えたという結果とのことです。

また、国際的に見て日本は生産性が低いと評価されていますが、日本生産性本部の2017年調査データによれば、一人当たりの労働生産性が日本が837万円に対し、米国は1,266万円で、日本人の生産性は米国人に比べ、2/3程度ということなのです。

この2つのデータから解ることは、モチベーションの大小で、仕事の成果が変わるという事実です。

決められたやり方を真面目に淡々と、長時間かけて働くスタイルと、決められたやり方に固執せず、より良い方法を自ら考え、工夫し、
短時間で最大の成果をあげようとするスタイル、の違いでしょうか。

熱意(モチベーション)と成果(品質・生産性)の相関関係は職業人であれば、誰もが体験的に理解できることかと思います。

体調や気持ちが優れない日、つまりモチベーションが低い日は、抜け、漏れといった、ケアレスミスを多く出してしまいますよね。
それが一番分かりやすい相関関係の事例だと思います。

では、どうしたら「熱意」をもって仕事ができるのか?

私の体験からお話しをすれば、熱意の源泉は、「ビジョン(ありたい姿)を明確にし、その実現を心から信じる」ことだと思います。

この想いを、「志」・「使命感」レベルに高めることができれば、毎日、確実に熱意あふれる仕事ができます。

スポーツに例えれば一番分かりやすいのですが、「世界で活躍するチームになって世界大会で優勝をする」このビジョンの実現を心から信じている人、というイメージです。

私のビジョンは「働き甲斐NO,1の誇れるブランド企業」を目指すこと、社員の皆さんが自分達の仕事、自分達の会社に誇りを持てる、
家族や友人に自慢ができる、そんなブランド企業に成長することです。

そのためには、業界NO,1の製品、サービスを提供できる企業になること、そして、ウッドリンクの提供する製品・サービスによって、様々な社会課題を解決していくことで世の中に貢献していくこと。

そのようなビジョンを見つめることで、日々、自己の能力を高めるべく、様々な努力ができ、またどんな難題にも恐れずに挑戦することができるのだと思います。

これが私が考える「熱意の源泉」です。

最後に話を戻しますが、「熱意あふれる仕事」=「最大の成果」という相関関係に加え、もう一つ大きな副次的効果があります。

それは「人生が豊かになる」ということです。

仕事で良い成果をあげるということは、お客様や業者様、職場の仲間、あらゆるステークホルダーに喜ばれ、皆がハッピーになれます。

それが自分のライフワークになれば最高の人生ではないでしょうか。

「生活のため」という仕事観から、「人生を豊かにするため」という仕事観へ。

是非、一人でも多くの社員の皆さんに、そのような仕事観を持っていただけることを願っています。

『心のマネージメント』

皆さん、こんにちは。

先日、会社の仲間と金沢リレーマラソンに参加しました。
なんとか無事に完走することができてホッとしています。
(詳しくは5月16日スタッフブログをご覧ください)
http://woodlink.sakura.ne.jp/wp/?p=3802

さて、新年度に入り、昇格者研修、改革リーダー研修と、リーダーを対象にした研修を行っています。

講師は私が担当しており、書店で売っているマネージメント本に書いてあるような一般論ではなく、自分自身のこれまでの経験から掴んできたことを、できるだけ自分の言葉で伝えるようにしています。

リーダーに必要な能力と言われると、何か難しいイメージがありますが、実はすごくシンプルで当たり前のことなのです。

リーダーに必要な能力を一言で言えば、「部下の立場になって考える」、これが基本です。
「部下の気持ちが解る」といっても良いでしょうね。

部下のためになることを行い、ためにならないことは行わない。

部下の喜ぶことを行い、嫌がることは行わない。

つまり、部下の仕事をいかに普段から観察し、部下の性格、強み、弱みを正確に把握できているか。

そして、部下の日々の心の状態を推察し、ネガティブな心の状態をポジティブな状態にしてあげられているか、ということがリーダ―には問われるのです。

これを「心のマネージメント」と言います。
リーダーの役割の本質は「部下の心のマネージメント」なのです。

では、どうすればそのような「心のマネージメント」ができるのか。

先ず大前提に、「自分自身の心がポジティブである」ということ、且つ、「心に余裕がある」ということが重要です。

自分自身の心がネガティブで、さらに余裕がない状態では他人に対して使える時間も精神のスタミナも出てきませんよね。

つまり、他人の心のマネージメントの前に、自分自身の心のマネージメントが必要になります。

一般的に言う「自己管理能力」が問われるということですね。

私たちには人生において、様々な面での自己管理があると思います。
「健康面」、「仕事面」、「精神面」、「成長面」、これらが正常にバランスよく自己管理できていないと、日々の心の状態は良くならないと思います。

では、具体的な自己管理の方法はどのような方法があるのか。

それは、一日の終わりに「今日の振り返り」を行うことです。

今日の予定は計画(Plan)ですね、そして計画を実行に移す行動(Do)、行動した結果の振り返り(Check)、次に繋げるための改善策(Action)。

これがいわゆる「P・D・C・Aを廻す」ということになります。

しかし、計画(P)と行動(D)の繰り返しになってしまい、振り返り(C)と改善(A)ができていない方が多いのではないでしょうか。

このP・D・C・Aを習慣化することが自己管理であり、その結果、心が健全な状態で維持され、他人のことまで気にかけられる「心の余裕」が生まれます。

ここで「一日の振り返り」をする際の大事なポイントがあります。

それは、起きた結果に対して、「他人のせいにしない」。

他責ではなく自責で自分の考え方や行動を振り返り、反省するということです。

なぜなら、他人のせいにしてしまうと現実は何も変わらないからです。
自責で考えて初めて、自分が変わり、現実が変わっていきます。

長々と書きましたが、要点をまとめると、

・リーダーに必要な能力は「部下の立場になって考える」が基本

・リーダーの役割の本質は「部下の心のマネージメント」

・「部下の心のマネージメント」の前に「自己の心のマネージメント」

・自己の心のマネージメントとは「自己管理能力」を身につけること

・自己管理とは日々の振り返りの習慣化(P・D・C・Aサイクル)

・振り返りのポイントは「他責にせず、自責で考えること」

かくいう、私もまだまだ修行中です。

若手リーダーからみれば人生経験が長い分、多少はできているかもしれませんが、修行の歩みを止めれば、直ぐに後退していきますし、目指す山の頂はまだまだ遥か彼方です。

正直、研修を終えるたびに自分はどれだけのことができているのか、という反省が待っています。

若手リーダーの模範となれるよう、修行は続きます。

pixta_35636438_M

『仕事を通じて「己」を育てる』

皆さん、こんにちは。

平成の時代も終わりに近づき、「令和」まであと数日となりました。
「令和」の英訳は「ビューティフルハーモニー(美しい調和)」だそうです。
新元号に込められた想いが分り易く表現されていますね。

さて、当社では現在、新卒採用の最終選考に入っており、学生さん一人ひとりと真剣勝負で向き合う日々が続いています。

面接をしていて感じることは、皆さんとても成長意欲が高いということです。
学業以外にも自己を高めるために様々な目標を立て、それに向かって努力をされておられ、本当に感心します。

年々、成長意欲の高い優秀な学生さんが増えており、嬉しい限りです。

そこで彼ら彼女らの先輩にあたる我々、職業人に目を向けたときに、30代、40代、50代、、、いくつになっても成長意欲を持って、何かに向かって挑戦し続けている人って決して多くはないと感じます。

学業を終え、就職をした後、ほとんどの方が早ければ3年、遅くても5年もすれば、一通りの仕事を覚えますので、その後もずっと同じ部署で働くとなると、毎日が「目の前の仕事をこなす」ということになってしまいがちです。

そのような「こなし仕事」の毎日では成長は鈍化し、逆に衰退してしまいます。
そうなると仕事に対するモチベーションもおのずと低くなりますよね。

ではどうすればいくつになっても成長意欲を減衰することなく、持ち続けられるのでしょうか?

私の体験談で恐縮ですがお話ししたいと思います。

当社の企業理念に、第一章「仕事を通じて人を育てる」というフレーズがあります。

そして、その後に「ありたい自分を明確に持とう」というフレーズが続きます。

先ず、「仕事を通じて人を育てる」ですが、この言葉は、「仕事を通じてを育てる」という解釈が本質だと思っています。

先生や講師、先輩や上司といった誰かに育てられるのではなく、自分が自分自身を育てるという意識を持つということです。

これが先ず大前提にあり、その次に必要な要素として、「ありたい自分を明確に持とう」となります。

これはつまり、「目指す目標」を定めるということになります。

自分自身を育てるために、目指す目標を定める。
そして、達成するごとに更に高い目標を設定し続ける。

そうやって、常に目標に向かって歩み続けることができれば、その目標はいつか「志」に変わります。

「志」とは人生を賭して実現したいことですね。
「使命感」とも言えるでしょう。

この「志」を持つことができれば腹の座った生き方ができます。

そして、次に大切なのは「成長の方法」です。
具体的にどのような方法で自己を成長させればよいのか?

ポイントは2つあると考えています。

一つは日々の振返り、反省ですね。

今日一日で起こったことの振り返り、反省を欠かさないということです。

私の場合、社員やお客様とのコミュニケーションが仕事の大半を占めますので、「もっと分かりやすい言い方があったのではないか」、「あの瞬間、彼の表情が曇ったが納得していないのではないか」といったことを振り返ります。

そうやって、次はこうしてみよう、ああしてみよう、というように改善策を考えて次につなげることでスキルが磨かれていきます。

2つ目は多様な価値観や考え方に触れるということです。
考え方の幅が拡がるということは、人間としての深みが増します。

理想を言えば様々な分野の方に実際に会って話を聞くのが良いですが、そのような機会が取れない場合でも、新聞や雑誌、著書などで様々な価値観や考え方に触れることができ、人生の「気づき」が得られます。

そしてこの時に大切なのは、ただ知識を得るという読み方ではなく、自分の経験を振り返りながら読むということです。

「あのときの辛くて厳しい体験にはこのような意味があったんだ」という、これがまさに「気づき」が得られる瞬間です。

そのような「気づき」の連続が自己の人生観を醸成していくのだと思います。

かくいう私自身もまだまだ未熟ですが、これまでそうやって少しづつですが成長してこれました。

あなたのモチベーションの源泉は?と問われれば、自分自身の成長の実感が大きいですね。

難しい仕事を成し遂げたときは達成感を感じることができます。
そのときに、1年前の自分だったら出来ていたかなぁと思うと、やはり今の自分だから出来たんだよなぁ、ということに気付き、自分も成長したなぁと感じる。

それが自分自身の満足感となり、また頑張ろうというモチベーションになっています。

長々と書きましたが、以上が私が考える成長意欲を減衰させない方法です。

やはり理想を言えば人生死ぬまで勉強、最期まで成長し続けたいですよね。

今年のゴールデンウイークは世間では10連休、当社も9連休となります。

長い休みとなりますので、是非、自分のこれまでの人生、仕事の経験を振り返りながら、読書をするというのも良いのではないでしょうか。

新たな気づきから、パッと目の前が拓けるようなことになれば最高ですね!

本2_

この本は最近の私のヒット作です。
小説ですが死生観についての気づきが得られます。そして、めちゃめちゃ泣けます!

本1_

これは私がゴールデンウイークに読む予定の本です。

それでは皆さん、良いGWをお過ごしください!

『一年間の努力の結晶』

皆さん、こんにちは。

平成の時代も残すところ1ヵ月ですね。
来週には新元号が公表されますがどんな元号になるのか楽しみです。

さて、今年度から取り組み始めたQCサークル活動(以下「QC」という。)の成果発表会を行いました。

第1回QCサークル活動発表大会プログラム 

見られた通り、「大吟醸サークル」や「ステテコサークル」といったユニークなサークル名が並んでいますよね。

このサークル名の由来にはしっかりとした意味や想いがあり、決してふざけたものではありませんのでご安心を。

QCは社員の自主自立的な活動という位置づけですので、型にはまった「会議・ミーティング」ではなく、ワイガヤの雰囲気で、コミュニケーションを図りながら行うことに重きをおいていますのでサークル名も自由な発想でのネーミングになっています。

発表会の流れとしては、各サークルが一年間の取組活動を発表し、その発表に対して、審査員から講評を行うというものです。

発表に15分、講評に3分、それが計18サークルありますので、丸1日かけての発表会となります。

とにかく発表者も講評者も初心者マーク付ということもあり、両者ともに緊張の連続で終わればヘトヘトになっていました。

第1部1 第1部2

第2部1 第2部2

第3部1 第3部2

今年度より、人財育成の一環で本格的にQCに取り組むこととなり、当初は発表会ができるレベルまで到達できるのかという不安も
ありましたが、結果的には全てのサークルがQCストーリーのプロセスをしっかりとやり切り、驚くほど素晴らしいプレゼンを披露してくれました。

それぞれの一年間の努力の結晶に、終始、感動の連続でした。

ご指導いただいた外部講師の先生に感謝するとともに、最後までやり切ってくれた仲間達に感謝です。

どのサークルもここまで来る道のりと言えば苦労、困難の連続ですから発表会を無事に終えたときの喜び、達成感はひとしおだったと思います。

この喜び、達成感がまさに仕事の面白さであり、やりがいとなります。
苦労、困難があるからこそ、達成感があり、また自己成長がある。
まさにコインの裏表の関係ですね。

今回、一連のプロセスを体験し、QCの素晴らしさをますます実感でき、QCが当社の人財育成の根幹となることを確信しました。

QCには大きく3つのメリットがあると考えています。

①職場のコミュニケーションの活性化
②課題解決力(QC手法)の習得
③達成感・やりがいの醸成

今回、QCに取りくまれた社員の皆さんは1年間の経験からこの3つのことを身をもって感じられたと思います。

新年度からは全部署、全社員でQCに取り組む予定で、全部で40サークルぐらいになります。

それぞれのサークルが切磋琢磨し、会社全体が活性化することで、より働きがいのある会社に成長することを願っています。

「仕事を通じて人を育てる」
          企業理念・第一章

『「働き方改革」から「働きがい改革」へ』

皆さん、こんにちは。

今年も花粉症の時期がやってきました。
例年よりも飛散量が数倍多いそうで花粉症の私にとっては試練の時期になります。

さて、この度「働き方改革推進企業」として富山県から表彰をいただきました。
昨年末も「地域未来牽引企業」に選定され、立て続けの吉報に嬉しい限りです。

kitanippon20190221 DSC_0092

「働き方改革推進企業」ではこれまで取り組んできた長時間残業の抑制や有給休暇取得の促進、生産性向上に向けた様々な人財育成について、評価をいただくことができました。

以前のウッドリンクからみると、ずいぶん働きやすい会社になった、と社員の皆さんが口をそろえて言ってくれます。

当初の改革の意思決定から現在に至るまで、少なからず業績に対してのダメージを覚悟の上で進めてきましたが、結果的には社員の皆さんの努力と工夫によって業績を落とすことなく改革を遂行できたことに胸をなでおろしています。

「やればできる!」ということを実感しました。

しかし、ここで満足するのではなく、あくまでも第一ステージを突破しただけであり、さらに良い会社へ成長するためのステップとしては、「働き方改革」から「働きがい改革」への移行が必要と考えています。

当社の理念であるES経営の「ES」には大きく2つの要素があると考えています。

一つは賃金や労働時間といった「衛生要因」、2つ目は仕事の面白さ、やり甲斐といった「動機づけ要因」です。

「働き方改革」は衛生要因にあたり、「働きがい改革」は動機づけ要因にあたります。

では「働きがい」とは何なのか?

簡単に言えば、いかに仕事を好きになり楽しくできるか、日々満足感を得ながら過ごせるか。
そして、その仕事がライフワークとなり、仕事を通じて成長し続けられるか。

つまり、「働きがい改革」とは社員一人ひとりの心がそのようなポジティブな状態となるよう、自分自身が自己の心をいかに改革するか、だと思っています。

その「働きがい」に関してのヒントを得るため、2月22・23日の社員旅行にて、JR東日本 テクノハート TESSEIの矢部様(現在は「おもてなし創造カンパニー」代表)に「働きがい」をテーマにした講演を依頼し、社員全員で学ぶことにしました。

講演会

「働きがい」とは何か?ということを、TESSEI様の具体的な実例を基に学ぶことができ、終盤のあたりでは感動して涙を流す社員も多く見受けられました。

3Kと言われる清掃業。仕事そのものは地味で単調でも、プロフェッショナルというレベルまで追求することで、お客様や仲間から感謝される。
それが喜びとなり、誇りとなる。

まさに先月のブログ「プロフエッショナルの矜持」ということが具体的にイメージできたのではないかと思います。

「働きやすさ」と「働きがい」を両立させて初めて私たちが目指す「働きがいNO,1のブランド企業」になれるものと思っています。

そのためにはトップリーダーである私自身が誰よりも働きがいをもって、仕事をする必要があり、それをうしろ姿で示さなければならないということを改めて心に誓う機会となりました。

さあ、第2ステージ「働きがい改革」への挑戦です!

IMG_8685
2019年社員研修旅行懇親会の様子(草津温泉にて)

『プロフェッショナルの矜持』

皆さん、こんにちは。

ついにインフルエンザ警報が全都道府県で出ましたね。
私も先日、検査の結果はインフルではなかったのですが、
発熱で丸一日寝込むほどのひどい風邪をひいてしまいました。

さて、先日、新年度方針発表会並びに新年互礼会が開催されました。
昨年は大雪で中止となりましたので今年は無事に開催できてホッとしています。

今年は新年度方針発表の後に方針・戦略を受けてのチーム検討会、
そして脳をフル稼働させた後に互礼会(宴席)で盛り上がるという流れで行いました。

先ずは2019年の経営環境を社員全員で共有し、それを踏まえての、
新年度経営方針・戦略の説明を行いました。
その後、各チームごとに経営方針・戦略をどのように具現化していくのか、
ということをKJ法を用いて検討してもらいました。

IMG_1569 IMG_1606

このチーム検討会は今年で2年目の取組であり、メンバーそれぞれが
遠慮なく現場の様々な問題点を出し合い、しっかりと議論されていて、
とても実のある時間になったのではないかと思います。

その後、新年互礼会へ。
チーム検討会で皆さん頭の汗をたくさんかかれましたので、
お酒のペースも早まり、大変賑やかな宴会となりました。

互礼会の一番の目玉といえば毎年恒例の「チャレンジャー表彰」です。
昨年、大きな成果をあげられた方を全社員の前で表彰する制度で、
私が一年で最も楽しみにしている瞬間です。

今年は各部署から総勢13名の方が栄えある賞を受賞されました。

IMG_1681 IMG_1689

この方たちは普段からこの表彰を目的・目標に
頑張っているわけではありません。(当たり前の話ですが)

我々210名の社員全員がそれぞれに役割、ミッションが与えられ、
それが一人ひとりの業務の目的・目標となります。
その役割・ミッションに対し、一生懸命努力をした結果が成果となり、
その成果が突出した人が今回の受賞者というわけです。

この受賞者たちに共通していることは何なのか。

それは「プロフエッショナルの矜持」だと私は思います。

自分の仕事に理念と拘りを持ち、プロとしての必要な知識、技術を身につけ、
その自負心から様々な困難にも逃げずに正対し、自信を持って仕事をされています。

そのプロフェッショナルな仕事が高いお客様満足を実現し、
その積み重ねが誰も成し得ないほどの大きな成果となっていくのです。

そのような素晴らしい仕事ができれば、言うまでもなく、やりがい、働きがいが感じられ、
ES(社員満足度)スコアは高くなります。まさに理想の社員像です。

ではどうすれば「プロフエッショナルの矜持」を持つことができるのか。

新年度方針発表の最後に企業理念第一章「ありたい自分を明確に持とう」
についてその本質的な意味をお話ししました。

「自分の人生を見つめ、自分は何者かを定義すること。」

簡単に答えの出る問題ではありません。ただ、何度も何度も自問自答し、
書いては消し、書いては消し、を繰り返すことで必ず見えてきます。

そして、その悟りを開いたような、腹にストーンと落ちる瞬間から、
人生を生きる力がこれまでよりも飛躍的に高まり、人生が良き方向へどんどん変わっていきます。

一人でも多くそのような人生の境涯を味わってもらいたいと思います。

今回、春に入社される新卒の内定者の方にも参加していただきました。
最後に、その内定者の皆さんへのメッセージで締めたいと思います。

皆さんの目に先輩プロフエッショナルの姿がしっかりと焼き付いたことでしょう。
ぜひ4月からはその先輩の姿を目指して頑張って下さい!

皆さんは今までお金を払って勉強していた、いわゆるお客様の立場から、
お金をいただく業者の立場へ180度立ち位置が変わります。

会社に出勤すれば会社から給料がもらえるわけではありません。
お客様が満足される製品・サービスを提供した対価として給料が支払われます。
つまり給料というのはお客様からいただくものなのです。

近い将来、「プロフエッショナルの矜持」が感じられる、
そんな立派な職業人に成長されることを心よりお祈りします。

IMG_1757

『ブレイクスルーの兆し』

皆さん、こんにちは。

私は現在、外国人実習生の採用面接でベトナムの首都ハノイに来ています。
ハノイはベトナム北部に位置しており、現在の気温は20度ぐらいで
とても過ごしやすいです。

IMG_5710 IMG_5716

ベトナムも12月は冬季にあたりますので、本来もう少し寒いはずなのですが、
近年は地球温暖化の影響で気温が上がっているとのことでした。

今回の出張の成果としては9名の実習生を採用することができ、
選考の翌日、合格者9名の家族の方との面談も無事に終えることができました。

IMG_5619_2 IMG_5650

生きるパワーみなぎる彼ら9名は今から半年後に私たちの仲間入りです。
来年からは社内の雰囲気が大きく変わることと思います。

帰国予定が仕事納めの28日の夜になりますので、
ベトナムから一年の総括をしたいと思います。

今年1年を振り返ると、明治維新から150年、そして平成最後の一年という節目の年で、
終わってみれば今年の漢字が「災」となる、天災つづきの一年でしたね。

私たちもご多分に漏れず、新年互礼会は大雪で中止、
続いて納涼祭も台風で中止という天候に恵まれない一年でした。

会社の取組としては4月にビルダーズサポートを設立し「微動探査」を導入、
制震ダンパー「プレウォールTX」の開発、そして微動探査で得た地盤増幅率から
耐震設計を行う仕組み「三位一体工法」を確立しました。

社内活動としては、エルダー制度、QCサークル活動など、新たな人財育成がスタートし、
日常業務を行いながらの活動に社員の皆さんは大変苦労されたと思います。

そして私自身も年末ぎりぎりまで海外出張で飛び回る多忙な一年でした。

あっという間に過ぎた一年でしたが、振り返るとこれだけも新しいことに
取り組んだ年は無かったのではないかと思う一年でした。

まさに変革の一年だったと思います。

当社は新しいことにどんどんチャレンジする会社というイメージがあるようですが、
私はこれぐらいのスピード感がないと今の世の中の変化に遅れてしまい、
気がつけばレッドオーシャン(赤い海、血を血で洗う競争の激しい領域)
になってしまうことに強い危機感を持っています。

会社が1年後、2年後、5年後、10年後、常にお客様から一番に選ばれる
会社になるために、止まることなく走り続けなくてはいけないと思っています。

そんな想いを巡らせているところ、日本から吉報が届きました。
経済産業省の「地域未来牽引企業」にウッドリンクが選ばれたとの連絡でした。

logo

「地域未来牽引企業」
地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する
経済的波及効果を及ぼすことにより地域の経済成長を力強く牽引する事業を
更に積極的に展開すること、または、今後取り組むことが期待される企業。

詳細は経済産業省HPを確認下さい。
http://www.meti.go.jp/policy/sme_chiiki/chiiki_kenin_kigyou/index.html

一年を締めくくる年末にとても嬉しいお知らせでした。
これまでやってきた様々な取組が世間からも評価されるようになり、
中期ビジョンである中小企業から中堅企業へのブレイクスルーの兆しを
感じる瞬間でした。

今年も残すところ、あと4日。

段取りの悪い私はもう少し仕事が残っています。
なんとかすっきり終わらせて新年を迎えたいと思います。

それでは皆様にとって2019年が良き一年になりますことをお祈りして、
今年最後のブログとさせていただきます。

一年間、有難うございました。