月別アーカイブ: 2015年10月

『杉フローリング』

こんにちは。

ウッドリンクオリジナルの杉フローリングをご紹介させていただきます。

フローリングというのは住宅の中で一番多く触れる部分であり、且つ簡単には取替えが効かない部分でもあります。
よって、個人的見解ですがフローリングは絶対に良いもの(自分に一番合ったもの)を選ぶべきというのが、
私の考えです。

ウッドリンクがおすすめする杉フローリングの商品特徴について、機能性とデザイン性の2つの要素からご説明します。
無垢材のメリットは様々ありますが、今回は無垢フローリングの中でもよく使用される「ナラ」や「タモ」といった広葉樹
(以下「広葉樹」という。)との違いについてご説明します。

先ず機能性の1つが断熱性です。
杉フローリングは広葉樹よりも熱伝導率が低く、足触りが温かいので冬でもスリッパは不要です。(もちろん裸足でOK)
また、質感が柔らかいため、奥様のキッチン作業も足腰が疲れませんし、お子様が転んでも衝撃が少ないのです。

次に調湿性です。北陸特有の嫌な湿気をしっかりコントロールしてくれますのでジメジメした
梅雨時期も、フローリングの足触りはサラサラです。逆に湿度が低い乾燥する時期は湿気を放出してくれます。
杉フローリングは広葉樹と比べ、細胞内に空気が多く含まれるため調湿効果も高いのです。
家族が一番長い時間を過ごす、リビングやダイニングに使われることを是非おすすめします。(すごく快適です!)

次に2つ目の要素であるデザイン性。広葉樹は短い材をつなぎ合わせた集成材がほとんどですが、杉フローリングは
長さ4メートルの一枚物です。パッと見て、明らかに本物の無垢材と分かります。

さらに広葉樹は材幅7~9センチぐらいが一般的でありますが、杉フローリングは材幅16センチも
ありますので、高級感があり室内空間の質がグッと上がりますので、見せ場となるリビングや玄関ホール
におすすめです。

ここまでの話であれば誰もが杉フローリングを選ばれると思いますが、デメリットが1つだけあります。
それは広葉樹よりも傷が付きやすいところです。
木材の性質は温かさと堅さが相反する関係で、温かい材ほど柔らかく、冷たい材ほど堅いのです。

但し、この「傷が付きやすい」というデメリットを克服する方法があります。
それは、傷の部分に濡れたタオルを敷いて、アイロンで熱を加えることにより凹んだ細胞が復元します。
アイロンがけが面倒な方は濡れたタオルを一晩敷いておくだけでもある程度は復元されます。
こうやって手を加えて大事にメンテナンスして使うことも、暮らしを楽しむ要素だと思いますし、
それが家への愛着となります。

このようにフローリングを選択する際の判断基準は、一言で言えば「見た目を選ぶか中身を選ぶか」の違いでしょうか。
ちなみに我が家は後者を選び、結果的に家族の評価としては傷はたいして気にならない、
それ以上に温かさ、柔らかさが物凄く気持ち良いと大変満足しています。
我が家に遊びに来られた人の家の評価としても、杉フローリングがダントツNO,1です。
先ず一言目に「フローリング気持ちいい!」
そしてフローリングに直接座られて「ここからずっと離れたくない」等々。

新居のフローリングは何を使うべきか。
後から後悔のないように事前にしっかりと家族で協議しておくことをおすすめします。
正しい判断をして頂くためにも、「ウッドリンクラボ」での体感をおすすめします。
やはり何事も体感するのが間違いありません。


木の特性体感コーナー                     様々なフローリングサンプル展示

昔から日本の家屋で使われ、日本人のDNAに慣れ親しんだ「杉」。良いものは必ず原点回帰すると思います。
今、日本の森林は樹齢45年~50年生が多く、伐採の適齢期に入っています。つまり今がベストな使い時。
適正な時期に伐って使う。そして苗木を植えて育てる。
それが森林を育て、ひいてはサステナブルな社会をつくるということ。
国産の木を使うということは大変意義のあることなのです。

皆様も日本の環境貢献に一役買ってみてはいかがでしょうか。