こんにちは。
新年度がスタートし、春の陽気とともに仕事に対する士気も高まってきました。
さて先日3月26日に第63期経営計画発表会並びに入社式が行われました。
経営計画発表会とは、新年度の経営方針を受け、各部門の年度目標、それを達成するための
取組課題、具体的実施計画を各部門長から発表を行い、全社員で共有化を図る場になります。
今年は初めての試みで、各セクションごとの「プロフェッショナルの仕事とは」というテーマで、
各課それぞれのリーダー9名からの発表がありました。
2月の初旬から、各グループでディスカッションを行い、お客様に感動を与えるプロフェッショナル
の仕事について、KJ法を用いて意見出しを行い、最終形はロジックツリーでまとめました。
なぜこのような取組を行ったかという理由は、今後、住宅着工戸数の減少に伴いマーケットは
急速にシュリンクしていきます。そうなると、我々供給側というのはマーケットにとって本当に
必要な存在のみが残る時代、つまり企業の存在価値がますます問われる時代になります。
「お客様に感動を与え続けれる、プロフェッショナルの仕事とは何か?」
ここで言うお客様というのは、決して顧客だけではありません。各セクションごとに対象のお客様は
異なり、営業であれば勿論、一番のお客様は顧客になりますが、製品をつくる生産課のお客様
は現場の大工さんや後工程となる配送課になります。このようにそれぞれのステークホルダー
を対象に、プロフェッショナルの仕事というものを明確にしました。
各セクションごとに対象も変わり、仕事内容も変わりますが、基本となるマインドセットについては
同じワードが何度も発しられていました。
思いやり、感謝、誠実、信頼、挑戦、、、。
お客様であっても、社員であっても、仕入れ先であっても、先ずは人として信頼されることが
大前提であり、自分のことの前に相手のことを考えるという、利他の姿勢が大切であると
いうことに改めて、気づけたのではないかと思います。
ついつい自分の都合を優先させてしまう、自分の利益を先に考えてしまう、自分にとって楽な
道を選んでしまう、これは人間誰でも陥りやすいことで、この利己的な考えをどう抑えるか。
これが、各セクション共通の大切なマインドセットです。
高いお客様満足を提供し続けれる非凡な現場力、プロフェッショナル人材を如何に育てるかが
今後のウッドリンクの最重要テーマであると考えています。
今年度、社員一人ひとりが目指すべき姿に向かって、それぞれの課題を明確にし、個人計画書
に落とし込んで実行して参ります。
私自信も、経営のプロフェッショナルを目指して邁進したいと、強く決心いたしました。