皆さん、こんにちは。
厳しい暑さが続いていますが体調管理には十分気をつけて下さい。
さて、この度「北陸型木の住まい」のモデルハウスがオープンしました!
とは言っても、それは仮想現実の世界、いわゆるバーチャル展示場です。
常設展示場を保有するとなると、土地・建物費用に加え維持管理費も掛かり、
企業にとっては多額な投資となり、そう簡単にできることではありません。
そんな現実の中で、バーチャルの世界で展示場を造るという業界では新しい取組に
我々ウッドリンクが事務局を務める「北陸型木の住まい研究会」として出展をしました。
主催は「アーキトレンド」という建築CADソフトメーカーである
福井コンピュータさんで、先ずは創業の地である福井県でのオープンが第一号となります。
福井県の住宅メーカー・工務店が30社集まり、お客様が各社の展示場をweb上で
閲覧できるというもので、時間と労力をかけて展示場を一軒一軒見に行かなくても、
お家の中でパソコンやスマホを使って、じっくり検討できるのです。
全国区のハウスメーカーは出展できず、あくまでも地元の企業を応援し、
地域活性化に繋げるというのも目的の一つとのことです。
福井県の次は富山県、石川県と展開され(2017年中)、北陸を皮切りに、
全国へ拡げて行かれるそうです。
「北陸型木の住まい研究会」としては北陸3県それぞれにデザインの違った展示場を
出展する予定です。(富山版は二世帯住宅を予定しています)
「北陸型木の住まい」は、北陸の気候に合った「耐震性・断熱性」、
そして北陸で育った木でデザインした「木質空間」が特徴で、
まとめて一言で言えば、「愛着を持って長きにわたって住まえる家」
というのが基本コンセプトです。
その基本コンセプトに、お客様それぞれの趣味・嗜好性・生活スタイルを取り入れて、
一棟一棟、お客様固有の暮らしをプランニングしていくという家づくりプロセスを
目指しています。(プランニングを行うのは請負契約をされる工務店さんです)
そのために、先ずは基本ベースとなる北陸型木の住まいのコンセプトに共感いただく
必要があり、それをご提案する場が「ウッドリンクラボ」なのです。
北陸型木の住まい研究会の最終目標は、地域の工務店さんをサポートし、
一緒になって「北陸に合った良い家」を提供し、普及させていくことです。
そのためには先ず、「北陸型木の住まい研究会」の存在を如何にお客様に
知っていただくかというのが重要で、今回のバーチャル展示場がお客様との
出会いのツールになると考えています。
そして、会の存在を知って頂ければ会員である工務店さんの存在も知っていただける、
そうなれば工務店さんが造る「北陸に合った良い家」が普及するというストーリーになります。
更に今後の展開としては8月に「北陸型木の住まい研究会」の専用サイトを
リニューアルします。家づくりのお役立ちコンテンツを充実させ、少しでも多くの
お客様に見ていただける、家づくりポータルサイトに生まれ変わる予定です。
微力ではありますが、地域の工務店さんの「縁の下の力持ち」として、
「北陸に合った良い家」の普及に努めて参ります。
「北陸型木の住まい」バーチャル展示場を是非ご覧ください。
https://house.3cata.com/j/fukui/hokuriku-kinosumai/index.html