月別アーカイブ: 2018年1月

『想定外から理想の姿へ』

皆様、新年おめでとうございます。

今年は明治維新から150年。そして「平成」最後の一年となり、
時代の変わり目の年になりそうですね。

ウッドリンクにおいても今年は「転換の年」にしたいと思います。

新年にあたり、毎年恒例の新年度方針発表会ならびに
新年互礼会を開催しました・・・。と始まる予定だったのですが、
先日の大雪により、中止を余儀なくされました。

新年互礼会は全社員が一堂に集い新年を祝うパーティーで、
毎年楽しみにしている恒例行事なのですが、
過去前例のない当日キャンセルという大変残念な結果となりました。

そこで、新年互礼会は諦めるとしても、新年度方針発表会は
どこかで実施しなければいけません。

協議の結果、これまでにはない新たなスタイルを試みました。

昨年までは、新年度方針発表のあとに新年互礼パーティーがあり、
その後、間髪を入れずお酒が入り、飲んだあげくには聴いた話は
ほとんど記憶に残っていないという、よくありがちなパターンでした。

そこで今回は、方針発表のあとの記憶が鮮明なうちに、
部署ごとでグループディスカッションを行い、経営方針の理解を
深めるとともに自部署の現状の問題点を出し合います。

問題点が出た後に、新年度の経営方針と照合し、
具体的実施計画に落とし込むといったプロセスです。

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手法は付箋になんでも思ったことを書き出す
「ブレーンストーミング」です。

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予想以上に若い方たちも積極的に参加していました。

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このようなプロセスにすることで、今まで以上に現場の実状を踏まえた
ボトムアップ型の年度計画になるのではないかと考えています。

正直、これまでの経営計画は方針として「こうありたい・・」を最優先に
位置づけ、「そうはいっても現実は・・」といった現場の声を
あまり吸い上げられていませんでした。

その結果、現場の人たちにすれば納得感に欠ける年度計画となり、
結果的に、どこか「やらされ感」のある仕事になっていたことが否めません。

今回、一見、不運に思う気象災害というハプニングから端を発し、
このようなあるべき新年度計画策定プロセスにつながり、
つくづく「人生は面白い!」ということを感じています。

本来であれば自分たちが現状のやり方に問題提起をし、
改善すべきことが、天の導きによって気づくことができました。

「人生で起こること、全て深い意味がある」

私の好きな言葉です。

何事もポジティブに解釈できる強いマインドをもって、
今年も邁進していきたいと思います。