『ブレイクスルーの兆し』

皆さん、こんにちは。

私は現在、外国人実習生の採用面接でベトナムの首都ハノイに来ています。
ハノイはベトナム北部に位置しており、現在の気温は20度ぐらいで
とても過ごしやすいです。

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ベトナムも12月は冬季にあたりますので、本来もう少し寒いはずなのですが、
近年は地球温暖化の影響で気温が上がっているとのことでした。

今回の出張の成果としては9名の実習生を採用することができ、
選考の翌日、合格者9名の家族の方との面談も無事に終えることができました。

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生きるパワーみなぎる彼ら9名は今から半年後に私たちの仲間入りです。
来年からは社内の雰囲気が大きく変わることと思います。

帰国予定が仕事納めの28日の夜になりますので、
ベトナムから一年の総括をしたいと思います。

今年1年を振り返ると、明治維新から150年、そして平成最後の一年という節目の年で、
終わってみれば今年の漢字が「災」となる、天災つづきの一年でしたね。

私たちもご多分に漏れず、新年互礼会は大雪で中止、
続いて納涼祭も台風で中止という天候に恵まれない一年でした。

会社の取組としては4月にビルダーズサポートを設立し「微動探査」を導入、
制震ダンパー「プレウォールTX」の開発、そして微動探査で得た地盤増幅率から
耐震設計を行う仕組み「三位一体工法」を確立しました。

社内活動としては、エルダー制度、QCサークル活動など、新たな人財育成がスタートし、
日常業務を行いながらの活動に社員の皆さんは大変苦労されたと思います。

そして私自身も年末ぎりぎりまで海外出張で飛び回る多忙な一年でした。

あっという間に過ぎた一年でしたが、振り返るとこれだけも新しいことに
取り組んだ年は無かったのではないかと思う一年でした。

まさに変革の一年だったと思います。

当社は新しいことにどんどんチャレンジする会社というイメージがあるようですが、
私はこれぐらいのスピード感がないと今の世の中の変化に遅れてしまい、
気がつけばレッドオーシャン(赤い海、血を血で洗う競争の激しい領域)
になってしまうことに強い危機感を持っています。

会社が1年後、2年後、5年後、10年後、常にお客様から一番に選ばれる
会社になるために、止まることなく走り続けなくてはいけないと思っています。

そんな想いを巡らせているところ、日本から吉報が届きました。
経済産業省の「地域未来牽引企業」にウッドリンクが選ばれたとの連絡でした。

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「地域未来牽引企業」
地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する
経済的波及効果を及ぼすことにより地域の経済成長を力強く牽引する事業を
更に積極的に展開すること、または、今後取り組むことが期待される企業。

詳細は経済産業省HPを確認下さい。
http://www.meti.go.jp/policy/sme_chiiki/chiiki_kenin_kigyou/index.html

一年を締めくくる年末にとても嬉しいお知らせでした。
これまでやってきた様々な取組が世間からも評価されるようになり、
中期ビジョンである中小企業から中堅企業へのブレイクスルーの兆しを
感じる瞬間でした。

今年も残すところ、あと4日。

段取りの悪い私はもう少し仕事が残っています。
なんとかすっきり終わらせて新年を迎えたいと思います。

それでは皆様にとって2019年が良き一年になりますことをお祈りして、
今年最後のブログとさせていただきます。

一年間、有難うございました。