皆さん、こんにちは。
平成の時代も残すところ1ヵ月ですね。
来週には新元号が公表されますがどんな元号になるのか楽しみです。
さて、今年度から取り組み始めたQCサークル活動(以下「QC」という。)の成果発表会を行いました。
見られた通り、「大吟醸サークル」や「ステテコサークル」といったユニークなサークル名が並んでいますよね。
このサークル名の由来にはしっかりとした意味や想いがあり、決してふざけたものではありませんのでご安心を。
QCは社員の自主自立的な活動という位置づけですので、型にはまった「会議・ミーティング」ではなく、ワイガヤの雰囲気で、コミュニケーションを図りながら行うことに重きをおいていますのでサークル名も自由な発想でのネーミングになっています。
発表会の流れとしては、各サークルが一年間の取組活動を発表し、その発表に対して、審査員から講評を行うというものです。
発表に15分、講評に3分、それが計18サークルありますので、丸1日かけての発表会となります。
とにかく発表者も講評者も初心者マーク付ということもあり、両者ともに緊張の連続で終わればヘトヘトになっていました。
今年度より、人財育成の一環で本格的にQCに取り組むこととなり、当初は発表会ができるレベルまで到達できるのかという不安も
ありましたが、結果的には全てのサークルがQCストーリーのプロセスをしっかりとやり切り、驚くほど素晴らしいプレゼンを披露してくれました。
それぞれの一年間の努力の結晶に、終始、感動の連続でした。
ご指導いただいた外部講師の先生に感謝するとともに、最後までやり切ってくれた仲間達に感謝です。
どのサークルもここまで来る道のりと言えば苦労、困難の連続ですから発表会を無事に終えたときの喜び、達成感はひとしおだったと思います。
この喜び、達成感がまさに仕事の面白さであり、やりがいとなります。
苦労、困難があるからこそ、達成感があり、また自己成長がある。
まさにコインの裏表の関係ですね。
今回、一連のプロセスを体験し、QCの素晴らしさをますます実感でき、QCが当社の人財育成の根幹となることを確信しました。
QCには大きく3つのメリットがあると考えています。
①職場のコミュニケーションの活性化
②課題解決力(QC手法)の習得
③達成感・やりがいの醸成
今回、QCに取りくまれた社員の皆さんは1年間の経験からこの3つのことを身をもって感じられたと思います。
新年度からは全部署、全社員でQCに取り組む予定で、全部で40サークルぐらいになります。
それぞれのサークルが切磋琢磨し、会社全体が活性化することで、より働きがいのある会社に成長することを願っています。
「仕事を通じて人を育てる」
企業理念・第一章