『主体変容』

皆さん、新年おめでとうございます。

年明け早々、35年振りの大雪に見舞われ、2021年も何かと厳しい一年になるのかと思い、気を引き締めている次第であります。

さて、恒例行事である新年度方針発表会並びに新年互例会も今年は中止にし、新年度方針発表は動画配信で行いました。

2021年は当社にとって大きな転換期になる大変重要な一年になります。

3つの新規事業が同時にスタートし、これまでのウッドリンクの企業イメージが大きく変わるものと思います。「材木屋」からの進化発展です。

当社のミッション、事業コンセプトは「ビルダー支援業」、つまりお客様であるビルダーさん、工務店さんを如何に支援していくか、ということですが、これからは木材・構造以外の切り口でもお手伝いできる体制を確立していきます。

そして、ビルダーさん、工務店さんが、大手住宅メーカーに負けることなく、地域の住宅産業を持続的に支える仕組みをつくることが我々の業界のビジョン、目指す姿であると考えています。

今回、新規事業をスタートするにあたり、改めて感じたことは、お客様である住宅会社の仕事内容を深く理解していなかった、ということです。

つまり、自分たちの守備範囲である木材や構造以外のことはよく解っていないというのが現状なのです。

それではコンセプトである「ビルダー支援業」も断片的になってしまい、サービスとしては片手落ちです。

これからは営業、設計、工事、アフターにいたるまで、家づくりの全ての工程を学び、住宅事業全体を俯瞰した上で、様々な支援、サポートを提案できる会社を目指していきたいと考えています。

今後は益々、求められる知識や能力が増え、仕事のハードルは上がりますが、これが成長する企業の宿命であり健全な姿なのだと思うと、逆に有り難く思います。

「人生の幸福は主体変容がもたらすもの」

パナソニック創業者 松下幸之助の言葉です。

社員一人ひとりが変わり、成長することで、人生の幸福を掴めるということを信じて、社員一同頑張っていきますので、2021年もどうぞよろしくお願いいたします。


2021年度スローガン