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『仕事力を磨く』

皆さん、こんにちは。

福島、宮城でまたもや震度6強の地震が発生しました。10年前の東日本大震災から余震が累計1万4千回発生していたそうです。ということは10年間、毎日4回程度の余震が発生していることになります。現在の日本は地震活動期まっただ中ですから、本当にいつどこで地震が起きてもおかしくない状況だと思います。

さて、先日QCサークル活動の発表会を行いました。今年度は全社で33サークルの参加となり、丸2日間かけての開催となりました。

本格的にQCを始めて3年目になりますが、全体を通しての印象としては「板についてきたなぁ」という感じです。

指導をいただいている先生からも社外の発表会に出せるレベルのグループがいくつもありました、と高い評価を受けております。

かねてから私はQCとは仕事力だ、と社員の皆さんにお話しをしてきました。

仕事力の高い人は単純にかっこいい、頼りになる、模範になる、尊敬できる、と社会人にとっては誰もが目指したい姿だと思います。

当社の社員には、仕事力が高く、自分の仕事に誇りと自信を持った、子供たちから見てかっこいい大人になってほしいという想いがあります。

そのかっこいい姿を披露する場がQCサークル発表会です。

発表会は会社に対して1年かけて取り組んできた活動を報告する場となります。発表の際に求められる事としては、資料の見易さ、データの信憑性、納得性、ストーリー性など、様々ありますが一言でいえば「わかりやすいかどうか」ということです。

仕事の世界では「わかりやすさ」というのは極めて重要な要素になります。一流のビジネスパーソンは例外なく「話が論理的でわかりやすい」という印象があります。逆に仕事ができない人というのは、「何を言いたいのかよくわからない」という印象を受けてしまいます。

QC=仕事力=わかりやすさ、だと私は考えています。

難しい話を小学校4年生でもわかるように説明できるということが、その道のプロフェッショナルなのです。

論理的にわかりやすく話せるというのは、それだけ熟知しているということの裏返しなのですね。

今年度については、コロナの影響でなかなか容易に集まれない環境の中で、皆さん本当に良く頑張っていただけたと思います。

新年度は経営計画と完全にリンクしたQCサークル活動にし、さらに日常の業務の中でもQC的ものの見方、考え方を活かした業務運営を行えるように、もう1段上のレベルを目指したいと思います。

そして、社員全員が「子供たちから見てかっこいい大人」になれるよう、仕事力を磨き続けていきたいと思います。

「仕事を通じて人を育てる」
          企業理念・第一章