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『主体変容 ~時代変化への適応~』

皆さん、こんにちは。

今年は12月26日から冬期休暇に入りますので今日で仕事納めとなります。業界の一年を振り返れば、コロナ禍に端を発したウッドショック、アイアンショック、合板ショック等のいわゆる資材不足、資材インフレが年明けから始まり今もまだ続いているのが現状です。また、物流や施工の面でも、ドライバーさん、職人さんの不足感もあり、サプライチェーンに対するリスク管理について考えさせられる一年でした。

今年度当社は 「主体変容 ~時代変化への適応~」というスローガンを掲げスタートをしました。世の中の変化に合わせて主体(=自分)を変容(=変える)、つまりスピード感をもって現状よりも成長、進化するという意味です。

自分自身を振り返れば、毎日のルーティンがコロナ前とは大きく変わりました。このようなご時世ですから「免疫力」を高めるために筋トレや体操等の運動、腸内環境を良くするための乳酸菌等のサプリメントの摂取、食事についても細胞を活性化させるオートファジー(プチ断食のようなもの)という食事法を行っています。(ほかにも細かなルーティンがいくつもあります)

お陰様で体の調子はすこぶる良いですし、「健康な精神は健康な身体に宿る」の言葉通り、心の健康状態も良好です。そして心が健康ですと仕事のパフォーマンスも高くなります。明らかに仕事の処理能力が上がっている気がしますし、経営的にも未来に対する打つ手がはっきりと見えていますので不安感は全く無く、ワクワク感しかありません。

自分の評価はこの程度にして、次は仲間(社員)の評価に入りたいと思います。

結論を先に言いますとこの1年で「主体変容」のスローガン通り、会社は大きく変容したと思います。

先ずは新入社員始め入社年次の若い方の成長が著しいことです。建築士やQC検定等の資格取得に貪欲に取り組み、仕事のアウトプットを見ても明らかにレベルが上がっていることに驚きます。

次に中堅クラスの皆さんもリーダー職や多能工、新規事業の業務に挑戦する姿を見て、より一層スキルの幅が広がりたくましくなっていることに感心します。

そして幹部クラスですが個々のマネジメント力が年々向上しており、部門間の連帯感、グリップ力が強くなり、会社としての事業推進の力が一段とレベルUPしたと思います。

このように約220人の社員一人ひとりが自ら変わろうという想いをもって自己成長に取り組み、その総和として会社は大きく変容することができました。

私の一番の喜びは社員の成長の姿を見ることです。何もできなかった新入社員が一人のプロフェッショナルとして仕事をしている姿を見ると本当に感動しますし、仲間がいきいきと愉しく仕事をしている姿をみると本当に誇らしくなります。

そのためには自分自身が誰よりも成長するという覚悟を持って、また来年も変化し続けたいと思います。

本年もお客様、協力業者様、地域の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りしまして社員一同、御礼申し上げます。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

皆さま、よいお年を。