月別アーカイブ: 2022年4月

『ありたい姿』

皆さん、こんにちは。

4月より新しい仲間も加わり総勢258名で新年度のスタートを切りました。


       4月1日 入社式

これから1年間それぞれが自ら策定した個人計画書に基づき業務に取り組みます。今回は個人計画書のベースとなる目指すビジョン、目標設定について、少し深いレベルでお話ししたいと思います。

当社の企業理念に「ありたい自分を明確に持とう」という一文があります。これは仕事、人生において最初に行うべき一丁目一番地であり、最も重要な要素であるということを新入社員研修やリーダー研修の場でいつも繰り返しお話ししています。

物事の順序としては、自分は何をしたいのかという「ありたい姿」を明確にすることから始まり、そのことを本気で想い、実践することで、その志や想いに共感した人が集まり、応援してくれ、どんどんありたい姿が実現していくというイメージです。

そして、一度設定した「ありたい姿」を自己の成長や時代の変化に合わせて、常に進化させていくことが重要です。というのも、多くの方が5年~10年程度で仕事を覚え、その後のキャリアビジョンが描けずに成長が鈍化してしまうのが一般的だからです。

これは会社の経営も個人の人生も本質は同じであり、如何に一丁目一番地である「ありたい姿」を明確にするかということが大切なのです。

会社の「ありたい姿」はなるべく分かりやすく具体的にイメージできるように、理念・ミッションという上位概念から具体的な事業ビジョン・戦略という形で社員の皆さんとは共有していますが、最近はそのことが徐々に浸透してきたと感じております。

そして、会社の「ありたい姿」と自己の「ありたい姿」がリンクしている方は主体的に仕事をすることができます。そうなれば日々の仕事は実に面白いものになり、充実した人生となるのですね。

とはいえ、現実は自己の「ありたい姿」が描けない、また描き続けられないという悩みをよく聞きます。

それは、自分の人生は何のためにあるのか、自分は何のために存在しているのか、そのような「人生の意味」を問うことから始まり、はっきりと見えるまで諦めずに問い続けるということが重要です。

やはり、何事もこうしたいと思うことからしから始まらず、思わないことは絶対に現実化しませんし、逆に思うことは現実化するのが人生というものです。

かくいう私も、「ありたい姿」に確信を持てず悩んだ時期もありましたが、諦めずに問い続け、もがき続けたことで、様々な出来事や人との出会いから徐々に確信を持てるようになり、お陰様で今ははっきりと描けています。ですから、諦めずに求め続けることで必ず「ありたい姿」は見つかると思います。

是非、自分はこの世に生まれてきた何かしらの意味があると信じて、自問自答を繰り返していただきたいと思います。

「ありたい姿」が明確になれば人生を主体的に生きることができ、良い循環が生まれ、人生が格段に面白くなります。

■人生・仕事においての良い循環

一度限りのかけがえのない人生を意味のあるものにするために、「ありたい姿」を持ち続けることが大切です。

「ありたい自分を明確に持とう」
          企業理念第一章・第一項