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『デジタル社会への対応』

こんにちは、春ですね!季節が変わると、気分も新たになりますね。

春は自然が目覚める季節です。桜の花が咲き、新緑が生い茂り、鳥たちがさえずり始めます。そんな美しい季節を迎えるために、私たちも心機一転、新しいことに挑戦したくなります。例えば、新しい趣味を始めることや、自分自身を磨くための勉強を始めることも、春にはぴったりです。

また、春は出会いの季節でもあります。新しい人との出会いや、友人や家族との時間を大切にすることも、春の楽しみ方の一つです。この春を存分に楽しみましょう!

さて、少々長めのイントロになりましたが、実はこれ、今、話題のオープンAI 「チャットGPT」で作成した文章です。「春のブログ」と打ち込むだけでこのような作文をつくってくれました。(一部、割愛しました)私たちはこれまで調べたい事や気になる事をググって(グーグル検索)いましたが、こちらの方が答えにたどり着くスピードが断然早く、ものすごく便利です。海外の学校では子供の思考力に悪影響を及ぼすとして使用を禁止にする例が続出しているそうですね。

そのような目まぐるしく発展するデジタル社会に対応するべく、新年度よりDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するプロジェクトチームを発足します。これまでもDXの取り組みは各部署でそれぞれ行っていましたが、なかなかスピード感をもって取り組めずにいました。

よりDXをスピーディーに効率よく推進するために専任担当者を選抜し、トップ直轄のチームとして推進することにしました。メンバーは会社のこれからの10年を担う中堅リーダー5名です。

DXの目的は以前のブログでも触れましたが、企業理念である「社員満足度(ES)の向上」です。デジタル技術を活用することでトレース作業や確認作業といった、付加価値の低い仕事を効率化、自動化することで、付加価値の高い仕事のウエイトを大きくする、つまり、やり甲斐のある仕事に集中的に取り組めることがDXの最大のメリットです。

DX推進室のミッションとしてはDXだけにとどまらず、近いうちにやってくる「Web3.0」や「メタバース」といった仮想空間でのビジネスモデルの検討も行っていきます。

ここまではデジタル社会の潮流に乗っかった順張りの話しで、次に逆張りの話しをしたいと思います。

昨今、スマホやSNSが当たり前になり、デジタル情報に日々晒されている中で、人間の心に訴える情緒的価値を再認識できるプロダクトをリリースしようと計画しています。

それは、当社のスギ幅はぎフリー板「木と人」を原材料としたプロダクトです。以前、ものづくりワークショップで取り上げた際にお客様からの反響が大変良く、クラウドファンディングの「Makuake(マクアケ)」でも出品してみようという話しになりました。

プロダクトは「黒板(商品名:カクカク)」と「黒板消し(商品名:フクフク)」です。

コンセプトは「チョークで書いた手書きのメッセージと木のぬくもりが家族の心を癒す」です。

今回の企画は国産木材ブランド「木と人」のコンセプトである「すべての人へ、木とともに暮らす歓びと安らぎを」という想いを誰でも気軽に購入できる雑貨としてお届けしたいというところから始まりました。

6月頃の発売を予定していますので、家族の掲示板として、木のオブジェとして、スマホを始めデジタル機器に囲まれた生活の中に、少し自然の色合いを取り入れてみては如何でしょうか?

デジタル社会への対応として、順張りのDX推進と逆張りの黒板&黒板消しという、相反するプロジェクトが同時進行しているのが面白いなぁと感じた今日この頃でした。

デジタル化で効率化を重視しすぎてコミュニケーション不全にならないよう、しっかりとバランスを取っていきたいと思います。