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『「働き方改革」から「働きがい改革」へ』

皆さん、こんにちは。

今年も花粉症の時期がやってきました。
例年よりも飛散量が数倍多いそうで花粉症の私にとっては試練の時期になります。

さて、この度「働き方改革推進企業」として富山県から表彰をいただきました。
昨年末も「地域未来牽引企業」に選定され、立て続けの吉報に嬉しい限りです。

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「働き方改革推進企業」ではこれまで取り組んできた長時間残業の抑制や有給休暇取得の促進、生産性向上に向けた様々な人財育成について、評価をいただくことができました。

以前のウッドリンクからみると、ずいぶん働きやすい会社になった、と社員の皆さんが口をそろえて言ってくれます。

当初の改革の意思決定から現在に至るまで、少なからず業績に対してのダメージを覚悟の上で進めてきましたが、結果的には社員の皆さんの努力と工夫によって業績を落とすことなく改革を遂行できたことに胸をなでおろしています。

「やればできる!」ということを実感しました。

しかし、ここで満足するのではなく、あくまでも第一ステージを突破しただけであり、さらに良い会社へ成長するためのステップとしては、「働き方改革」から「働きがい改革」への移行が必要と考えています。

当社の理念であるES経営の「ES」には大きく2つの要素があると考えています。

一つは賃金や労働時間といった「衛生要因」、2つ目は仕事の面白さ、やり甲斐といった「動機づけ要因」です。

「働き方改革」は衛生要因にあたり、「働きがい改革」は動機づけ要因にあたります。

では「働きがい」とは何なのか?

簡単に言えば、いかに仕事を好きになり楽しくできるか、日々満足感を得ながら過ごせるか。
そして、その仕事がライフワークとなり、仕事を通じて成長し続けられるか。

つまり、「働きがい改革」とは社員一人ひとりの心がそのようなポジティブな状態となるよう、自分自身が自己の心をいかに改革するか、だと思っています。

その「働きがい」に関してのヒントを得るため、2月22・23日の社員旅行にて、JR東日本 テクノハート TESSEIの矢部様(現在は「おもてなし創造カンパニー」代表)に「働きがい」をテーマにした講演を依頼し、社員全員で学ぶことにしました。

講演会

「働きがい」とは何か?ということを、TESSEI様の具体的な実例を基に学ぶことができ、終盤のあたりでは感動して涙を流す社員も多く見受けられました。

3Kと言われる清掃業。仕事そのものは地味で単調でも、プロフェッショナルというレベルまで追求することで、お客様や仲間から感謝される。
それが喜びとなり、誇りとなる。

まさに先月のブログ「プロフエッショナルの矜持」ということが具体的にイメージできたのではないかと思います。

「働きやすさ」と「働きがい」を両立させて初めて私たちが目指す「働きがいNO,1のブランド企業」になれるものと思っています。

そのためにはトップリーダーである私自身が誰よりも働きがいをもって、仕事をする必要があり、それをうしろ姿で示さなければならないということを改めて心に誓う機会となりました。

さあ、第2ステージ「働きがい改革」への挑戦です!

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2019年社員研修旅行懇親会の様子(草津温泉にて)