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先進地視察研修レポート

こんにちは、製材事業部の飯田です。

4月に広島よりUターンしてきました。北陸の冬特有のどんよりとした曇り空、そして乾かない洗濯物を見て、戻ってきたのだなと実感する毎日です。 

さて、先月の17日~18日、富山県森林・木材研究所振興協議会先進地視察研修に参加しました。研修地として岡山、鳥取の2個所の工場を見学してきました。今回はその報告を簡単にしようと思います。 

最初に訪れた岡山の企業は最新鋭の製材機械を導入し、高効率的な生産を行っている工場です。徹底した品質管理を行っており、強度、含水率で製品の等級を細かく分けていました。お客様の所に変な製品を出さないという姿勢が随所に見えました。

先進地研修の名の通り、先を行っており、目指していかなければならないのかなとは感じました。

次に訪れたのは内装・外装兼用できる杉3層パネルの生産工場です。壁や床、階段材、造り付け家具などにも使用でき、用途は広いように感じました。耐火性能もあり、東京のような都市部でも木造建築として使用できる大臣認定を取得しているようです。

初めはなかなかご注文をいただけなかったという話を聞いて、弊社の新製品FJ胴縁も、いつか広く認知され、たくさんのお客様よりご要望いただけることを信じています。

今回研修に参加されているのは富山県の木材業界を牽引されてきた方々ばかりの中、非常に恐縮しながらのスタートでしたが、皆様に優しく接して頂いたことは感謝しています。個人的には非常にいい経験となりましたが、自分の知識不足を痛感する研修でもありました。次回機会があるなら、もう少し知識と経験を積んで参加できればと思っています。その為には日々勉強しかないですね…頑張ります。