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スノーボード

こんにちは。製造物流部、生産課横架材チームの高木です。
年も明けまして気持ちも新たにし、仕事に励んでいきたいと思っています。

さて、今年は降雪量が少なく暖かい新年を迎えることとなりました。
恐らくみなさんにとってはとても嬉しいことだと思いますが、私にとっては少し寂しい気持ちです。
なぜなら私の趣味であるスノーボードが出来ないからです。
山では人工的に雪を作っていますが、それだと硬すぎて本来の天然雪の滑り心地が得られません。

スノーボードを初めたのは20歳の時でした。
最初は上手く滑れず、こんなの面白くないと思って嫌々やっていましたが、一つ一つの動きを覚え、
徐々に滑れるようになるにつれて、『めちゃくちゃ面白いやん』と思うようになりました。
気付けば夢中で雪山を滑っていた記憶がよみがえります。
転んでも転んでも何度も立ち上がって、少しずつ雪山を滑走していたものです。

スノーボードを始めた時に、ちょうどバンクーバーオリンピックが開催されていました。
今まで見向きもしなかった冬のオリンピックですが、スノーボードのハーフパイプという競技を
初めて見てとても感動しました。
ちょうどその時からこのハーフパイプの競技をやってみたいと思うようになり、一生懸命練習しました。
休みの日になれば、朝から晩までずっとスノーボードをしていました。

スノーボードを始めてから3年目に全国大会に出場することが決まりました。
予選の地区大会では運も重なり全国大会に出る切符を手にしたわけですが、
全国のレベルを肌で感じるチャンスだと思い、参加することにしました。
会場は、北海道の星野リゾートトマムです。
雪質はもちろん、スキー場のスケールが大きく、やっぱり北海道は違うなと感じました。
大会では自分の滑りが出来ず、悔いの残る結果となりましたが、
初めて北海道でスノーボードが出来たこと、スノーボードを始めて3年目で全国大会に出たことは、
とても貴重な体験をさせてもらったという気持ちです。

大会に出た翌年あたりから、富山市に富山キングスという夏でもスノーボードが出来る施設が
オープンしました。
その施設はキッカー(ジャンプ台)がある施設で、傾斜があってブラシの上をスノーボードで滑り、
ジャンプをしてマットの上に着地します。
雪山の感覚に近いものがあり、いきなり雪の上で技をかけるのは怖いものですから、
富山キングスで何度も何度も練習して身体に染み込ませました。

休みの日はもちろん、夜は23時頃までやっているので、仕事が終わってからでも通って
練習していました。
そのおかげで自分の限界を超える事ができ、バックフリップという技や
フロントサイド720(2回転)まで回れるようになりました。
雪山でやるにはほぼ100%出来ないと怖いですから何度も練習した記憶があります。

せっかく覚えた技ですが、この後は大会に出ることはありませんでした。
怪我をしてしまって……。

大会に出ることはなくなりましたが、今では楽しくスノーボードをさせてもらっています。
またそのうち、技を磨いて草大会みたいな大会に出てみようかなぁと思っています。

スノーボード、本当に楽しいですよ。
まだやったことがない人は是非、挑戦してみてください。
仕事でもなんでもそうですが、最初から上手く出来る人なんていません。
出来なかったことが出来るようになるからこそ、その嬉しさが楽しさへと変わって
好きになっていくのだと思います。

今回のブログは私の思い出をつづったものになりましたが、
最後まで読んでくださった皆様ありがとうございます。
これからも、仕事に趣味に全力で頑張っていきたいと思います。