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『自分の殻を破る』

こんにちは。富山店設計課 竹林です。

早いもので、今年の4月に入社して半年ほど経ちました。
構造設計に関して覚えることが多く、毎日勉強の日々です。

さて、話は変わりますが、私は去年から劇団に所属し、演劇の練習をしております。
月に2回ペースでの練習ですが、演劇は体全体を使って何かを表現することが多く、
日々の運動不足による体力のなさを痛感します。

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そもそも、なぜ私が演劇に興味を持ったのかというと、何かを人前で表現することが
好きだからです。
趣味でマジックをやったり、友人たちとパフォーマンスチームを組んだり、
普段は恥ずかしがりなのですが、人前で声援を浴びることがとにかく好きです。
その他に魅力として、何か一つのことをみんなで協力して作り上げていくということに
面白さを感じます。

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私自身、演劇は去年から始めた初心者なのですが、練習に参加するからにはテーマを
決めて練習しています。

それは「自分の殻を破る」ことです。

誰しも人前に立つと恥ずかしさや照れがあります。
しかし、自分の殻があるとせっかく演技をしても恥ずかしさや照れが邪魔をして
中途半端な演技になってしまいます。恥ずかしさは見ている人にも伝わります。
たとえセリフを間違えたとしても堂々と振舞わなくてはなりません。
とにかく自信を持ってやりきることが重要なのです。

こんなことを偉そうに言っている私ですが、まだまだ「自分の殻を破れ」と言われます。
以前、指摘され印象に残っている言葉があります。

「演技は役を演じるのであって演じるのは自分自身ではない」

こんなことを言われました。
役に入り込めていないので、ただ台詞を読み上げるだけになっているそうです。
それを言われるまで経験が浅いということもあり、滑舌や呼吸法など目立つ技術ばかりに
気を取られ、基本的な「演じる」ことを忘れていました。
それからは、なぜこの練習をするのか一つ一つ意味を考えて、ただ練習をこなすだけに
ならないようにしています。

仕事も演劇もまだまだ未熟な私ですが、目先のことばかりにとらわれずに、
どちらも基本を大切にして精進していきたいと思います。