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『バイブル』

こんにちは。
金沢店営業課の松永です。

さて、先日(といっても少し前ですが…)、
得意先を訪問中に聞き覚えのある本のタイトルを耳にしました。

「成長の限界」
1

ローマクラブが資源と地球の有限性に着目し、国際チームに委託した研究で1972年に発表。
「人口増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達する」と警鐘を鳴らしています。

学生時代に環境(生態学・植生)を専攻していたこともあり、私は講義を通じてこの本を知っていました。
先方は私の学生時代の専攻を知っていて、この本のことを尋ねてきたのでした。
バイトに明け暮れた私の学生時代ですが少しだけマジメな時期もあり、この「成長の限界」を購入して持っていました。

これが私のバイブル!
かというと、実はそうではありません…
生まれつき(と自分では思っている)活字を見ると眠くなる体質の私は、難解なこの本についていけずドロップアウトしました。
未だに読破できていません。

では、私のバイブルは?というと…
これです。

2

「風の谷のナウシカ」
マンガだとあなどるなかれ!
自然と科学文明の対立、文明の破壊と再生がテーマとされ、公害や自然破壊などの環境問題や族内紛争、戦争への批判という側面があります。

普段、アニメやマンガを一切見ない私の唯一の例外です。
私が通っていた大学では毎年1年生に対して、ナウシカを読んで生態学について大マジメに論じる「ナウシカレポート」が課せられます。

木材の利用促進が森林整備、ひいては地球環境保護につながると一般に認識されて久しいですが、木材を扱う私たちが「腐海の森」を通じて環境や森林の動態・遷移について学び、見つめ直すのもおもしろいと思います。

ちなみに映画だとナウシカの魅力は半分も伝わりません(※ストーリーが違います)。
個人的な意見ですがナウシカは絶対にマンガです。

まだ読んだことのない方っ!必読です!