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『縁の下の力持ち!ピッキングチームの仕事』

皆さんこんにちは。生産課ピッキングチームの山下です。

最近、朝晩は寒いものの日中は気温が上がり始めて春らしい気候になってきました。
今年は例年に比べて雪がたくさん降り通勤や除雪で大変な思いをされたのではないでしょうか。

今回『ブログを書いてみませんか?』と頼まれ引き受ける事にしたのですが
何をどの様に書けば良いのか分からず、他の社員の方のブログを参考にしようと見てみた所、
趣味の事を書いていた方が多かったのですが、私は熱中している“コレ”といった趣味を持っていないことに気付きました。

たまに体を動かすために釣りやスポーツをする程度で、とても自信を持って“のめりこんでいる”
といえる趣味がありません。

改めて考えてみると器用貧乏ではないかと感じました。

“器用貧乏”をネットで調べてみると
『あちこちに手を出してどれも中途半端になってしまい大成しないこと』
とありました。

趣味なので大成はしなくてもよいのですが、仕事に置き換えて考えてみると何事に対しても
器用ということは良いことだと捉えてポジティブに前へ進んで行けたらと思います。
先日、武田双雲先生の講演で何事もポジティブに考えて行動することの大切さを学んだので
実践していこうとおもいます。

話は変わって仕事の話になりますが、私の担当している仕事は工場のメインの機械である
『横架材ライン』(梁・桁を加工する機械)で使用する木材を準備する仕事で、
ピッキングという作業を行っています。
ピッキングでは“木取り”と“集荷”がメインの仕事となります。

“集荷”は当社自慢の木材自動倉庫に家の骨組みとなる梁・桁といわれる木材が収納されています。
収納されている木材の中から必要な大きさ・長さ・本数を自動で集めてくれます。

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従来、フォークリフトと人力で集荷を行っていましたが、木材は重いため選別・集荷の時に木材を傷つけることがありました。
お客様の家に使う木材だから傷を付けたくない...
そんな理由もあり木材自動倉庫が導入されています。
木材の品質管理を重視しながら収納・選別する設備で集荷するときもバキュームを使って木材を持ち上げるので木材にダメージなく集荷できるのです。
この自動倉庫を使いながらフォークリフトでも軽い木材を集荷しています。

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もうひとつの“木取り”は無駄の無い木材の本数を考えることです。
CADから発行された“積算書”には1棟毎に必要な木材の大きさ・長さ・本数が書かれています。
1本の素材から1本の製品をつくるのは当たり前ですが、大きさの同じ木材を繋ぎ合わせて
2本取るようにして長い材料を使うと、切った残りの材料が減って捨てる部分も減少します。
これが『歩留まりが良くなる』と言います。
この組み合わせを考えることが大切な“木取り”になります。
自動倉庫の担当者として“木取り”が上手くできた時が楽しく感じる時のひとつです。

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横架材ラインは今年の1月に新しくなりました。
私の“木取り”したデータがそのまま横架材ラインに使われます。
自分たちのデータ入力ミスで横架材ラインが止まってしまうことも考えられます。
横架材ラインの方から『止まらず加工できたよ』と言われるのが私の目標です。

最近では随分慣れてきたので横架材ラインからの余り材も少なくピッキングの作業時間も少なくなっています。
しかし、まだまだ成長できるのではないかと自分に期待しています。

4月一杯には資材倉庫に『ラックシステム』が完成します。
このラックシステムを使う時には今まで乗ったことのない“オールウェイリフト”
に乗る事になります。
立ち乗りのリフトですから早く慣れるようにしたいと思います。

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新しい、加工機・木取り・ラックシステム・フォークリフトと課題が山積ですが
ピッキングチーム皆で力を合わせて目標達成できるように頑張っていきたいと思います。