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『富山で建てる100年持つ家!長持ちする家に必要なことまとめ』

こんにちは。富山店営業課の寺本です。

今回は、長持ちする家を建てる際に抑えておきたいポイントをご紹介します。
お急ぎの方は1番を飛ばして2番の記事からどうぞ!

目次
 1. 将来は築100年が当たり前!?どうして長持ちする家が必要なの?
 2. 富山で家を建てるときに気をつけるポイントは?
 3. 富山の冬をしのげる最高の断熱材とは?
 4. 富山こそ地震に備えるべき!?その理由と対策方法は?
 5.まとめ

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1. 将来は築100年が当たり前!?どうして長持ちする家が必要なの?

昨今、100年暮らし続けられるような長持ちするお家への需要は高まっています。
その大きな理由として、ライフスタイルの変化が挙げられます。
医療の進歩により平均寿命は昔では考えられないほど延びています。
仮に30歳で家を建て、90歳まで住み続けたら60年は持ってくれなければ困ります。
また、あなたのお子様が更にその家で暮らし続けるとなると、更に長持ちしてくれなければなりませんよね。
このようなライフスタイルの変化により、100年住める住宅を求める人が増えています。
 

2. 富山で家を建てるときに気をつけるポイントは?

先のような需要は全国的に高まっていますが、沖縄や北海道で100年持つ家と富山で100年持つ家では求められる性能が違います。
富山県で求められることは、ずばり湿気対策と断熱性、そして耐震性です。
それぞれについて詳しくご説明します。
 

3. 富山の冬をしのげる最高の断熱材とは?

富山の冬が非常に寒いのは、あなたもご存知でしょう。
私の祖父母の家も築50年以上経っています。
『冬場の寒さは耐えるもの』、そのような時代の家なので冬場はコタツ+上着+靴下(2枚重ね)が当たり前でした。

そんな富山の冬を100回耐えるには、高い断熱性能を長く保つ必要があります。
また下の表をみて下さい。
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富山が全国の中でも一番湿度が高い地域だということがわかります。
湿気を放っておくとカビになり健康面で悪影響をおよぼします。
また住宅を支える木材の天敵でもあり、最悪の場合木材を腐らせて建て替えを行わなければなりません。
まとめると以下の2つのポイントをクリアしている断熱材が最適といえます。

・高い断熱性能を長~く保つ
・湿気に強い

果たしてそんな断熱材があるのでしょうか?
…あるんです!

それがフェノールフォームと呼ばれる断熱材です。
世界最高クラスの断熱性能を持ち、また他の断熱材と比較しても湿気を非常に通しにくい断熱材です。
また他の断熱材が3年で20%程度性能が落ちるのに対し、フェノールフォームは5%程度しか変わりません。
高い断熱性能がほぼ劣化せず、湿気に強いフェノールフォームは富山で建てる住宅に最も適した断熱材だと断言します。
 

4. 富山こそ地震に備えるべき!?その理由と対策方法は?
intro
富山県は地震の心配なんてせんくていいちゃ。
そう思っていた時期が私にもありました。
実は富山のような雪国こそ住宅での地震対策を万全にしなければならないのです。
たとえば大雪が降り、屋根に1.5m積もった状態で地震が来ると、家は1.5倍大きく揺れます。
そうなると家の構造へ与えられるダメージも大きくなります。
毎年必ず雪が降る富山で、そのタイミングで地震が起こらない保証などどこにもありません。
また現在の建築基準法では、一般的な住宅は震度7相当のゆれを一度のみ耐えられればよい、
というものになっています。
しかし実際に大地震がくると、それに伴った大きな余震が頻繁に起こります。
こういった繰り返し起こる地震への対策として、このプレウォール工法というものがあります。
大きな特徴として以下のポイントがあります。

・家の外側の壁すべてに入れることによって、家全体で地震に耐える
・連続の揺れに対し、強度低下が少ない
・工場生産なので100%の性能を発揮できる

文字で説明していても伝わらないので、実大のモデルを震度7相当の力で揺らした実験動画をご紹介します。


このように大きな地震やその後起こる余震にも耐えられる工法として、
プレウォール工法こそが最適です。
 

5. まとめ

富山で長持ちする家を建てる際に重要なことは整理できましたでしょうか。
最後に今回の内容をまとめると……

・冬の寒さと湿気の対策が必要
 →世界最高水準の性能を持ち、湿気を通さないフェノールフォームが最適
・積雪地域だからこそ地震に備えよ!
 →繰り返し来る余震にも耐えられるプレウォール工法が最適

ということです。
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またこれらのことを実際に五感で体感、体験しながら学べる施設があります。
それが北陸の住まいを学ぶショールーム『ウッドリンクラボ』です。
フェノールフォームやプレウォール工法に加え、木材や壁の中の構造を見て、触れて学習できます。
また第1、第3土曜日に行われるイベントでは、実際に壁を破壊し、強さを確かめることができる実験も行っています。
富山県内でこういったことを体験できる唯一の施設ですので、家づくりを始めたばかりの方や、
ある程度知識が深まり比較されたい方はぜひお越しください。

お申し込みはこちら↓
http://www.woodlink.co.jp/labo/contact
 
 
 
ラボ紹介ムービー↓