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『モルダーの仕事』

こんにちは。生産課の浜平です。
先日は雪がたくさん降り通勤や除雪で大変な思いをされたのではないでしょうか。
家の屋根に積もった雪が心配でしたが、杞憂に終わりほっとしました。

私はウッドリンクに入社し7年になります。
最初は羽柄材チーム、プレウォールチームを経験し、去年の4月からモルダー内装材チームでモルダー加工機を担当しています。モルダー工程では、多くの種類やサイズの材料があります。私が見たことや聞いたこともない材料まであり、覚えることが大変だと思いました。

まずモルダー工程の基本的な仕事は加工指示書を見て加工するサイズを機械に入力し、材料となる木材を機械に投入します。加工された製品をチェックする。それを繰り返して1つの物件の製品の加工が終わり梱包する流れです。

最初の頃はモルダー加工機が少し恐怖でもありました。なぜかというと、モルダー加工機では1枚目を加工する時にセット作業があり、集塵ダクトの音、刃物が回転する音、さらに加工時の音はとんでもない音がして威圧されました。今では何とかその恐怖心が頭の片隅くらいになりましたが、緊張感を持って仕事をしたいです。

次にモルダー加工機の紹介をしたいと思います。モルダー加工機では幅240㎜厚み150㎜長さ6mまで加工できます。1工程で四面削ることができカンナ掛けしたように滑らかに削るので綺麗な表面に仕上がります。寸法に応じて丸ノコをセットして通すと、複数枚の小割が可能です。さらに様々な形状の刃物を使用し、多様な断面形状に加工できます。(内装材や造作材)

私はこのウッドリンクで様々な機械をみてきましたが、このモルダー加工機は様々な加工ができるのでとても面白いと思いました。中でもフローリング、羽目板の加工は素晴らしいと思います。ものの数秒でこの様な加工ができるからです。

羽目板とは建築用語で、壁や天井に張るための板のことで、パネル式に連続して張ることが出来ます。読み方は(はめいた)と読みます。材質や加工など様々な羽目板があります。私の家のリビングにも羽目板が使用されており空間のアクセントになっています。

モルダーの仕事ではまだまだ未熟な私ですが、良い仕事ができるよう日々精進していきたいと思います。