社員旅行~カンボジア旅行記~

こんにちは。
富山店営業課の澤田です。

先日、社員旅行でカンボジアに行ってきました。
世界遺産で有名なアンコール遺跡郡を巡るツアーです。

アンコール遺跡群の広さは東京都23区相当の敷地に相当し、約200カ所の遺跡があります。
今回はその中でも有名な場所を何カ所か回りましたのでいくつか紹介します。

まずはアンコール・トム遺跡に行きました。
南大門からアンコール・トムの中へ入りました。
門へ続く道の左側には蛇の胴体を引く神々の像、右側には阿修羅の像がお出迎えしてくれます。

門をくぐると、アンコール・トム遺跡の中心にあるバイヨン寺院があります。
バイヨンには、クメールの微笑みと言われる、世界中に平和を届けたいという願いを込めて東西南北
すべてに顔が彫られた石造がありました。
表情一つ一つが違っていて、見ているだけで幸せな気持ちになりました。

次はアンコールワット遺跡です。
こちらが一番有名なアンコールワットです。12世紀前半に建てられたヒンズー教の寺院です。
壁一面が見事に彫刻された回廊があり、約800メートルほどあった通路には細かい彫刻がぎっしりで
さまざまな伝説や歴史が刻まれていて、一日中見てても飽きないほどでした。

そして今回の旅行で一番楽しみにしていた、タ・プローム遺跡です。
ここは「天空の城ラピュタ」のモデルとも言われていて、映画「トゥームレイダー」の撮影が行われた場所
でもあり大人気のスポットです。
最大の魅力は巨大な木の根に覆われた遺跡の神秘的な光景です。
根っこが複雑に絡み合っていて、まさに自然が作りだした芸術だなと感動しました。
遺跡を侵食しているこの木はガジュマルの木です。巨大な木は樹齢300年から400年と言われています。
木の根と根の間から微笑む女神像も見つけることが出来ました。

遺跡の他にもトレンサップ湖クルーズで現地の湖で暮らす人々の生活を見学しました。
以前テレビの番組で見たことがあったのですが、学校や教会、お店などが湖面にあり、
日本の生活とは違ったスタイルの生活があることが分かり、自然と共存する人々の
生活を見ることができました。

今回の旅行で、アンコール遺跡の壮大さ、高度な彫刻技術、雄大な景色にとても感動しました。
遺跡群の中には日本では見たことがない樹木もたくさんあり、それらに触ったり、
ガイドさんに説明していただいたりと、普段、木に携わる仕事をしている私たちにとってよい勉強
にもなりました。
もう少しで新しい期を迎えますが、この貴重な経験をさせていただいたことに感謝し、自分自身、
成長できるようますます頑張りたいと思います。