こんにちは。富山店設計課の袴です。
中国の大連は、まだ旧お正月の雰囲気が残っていますが、寒い日が続いています。

私は、社内では【特殊な手加工の設計図を書く】と【外注窓口】の仕事をしています。

一つ目の【特殊な手加工の設計図を書く】ことは、以下のようなプランの場合、
機械で自動加工が出来ない部材があり、部材１本１本、手書きで加工図を作成
することになります。

私は、数学や工作が好きで、【立体を図面化する】や【自分で加工して組み立てる】ことを
楽しんでいます。
そして、問題が無かったときの喜びはとても大きく【やりがい】があります。
また、難しいプランの図面が来ても、お客様の希望が叶えられるよう図面・加工図を書いて
実現したいと思っています。

もう一つの仕事は、【外注窓口】です。
昨年も中国の大連に行きましたが、今年は、長期滞在して現地スタッフの教育を行っています。
先ほど【自分で加工して組み立てる】を書きましたが、現地で教育する上で大変役立っています。
現地で教育用のサンプルを作るために、多くのお店を回り、木材や工具など調達しました。
現地スタッフは、日本の木造在来工法について写真や動画を見ることしか出来ませんでしたが、
サンプルを作ることで実際に在来工法を体感して貰い、知識向上に励んでいます。

文化や言葉の違いに戸惑うこともありますが、教育で教えたことをしっかり仕事に活かして
頂けると私もやりがいがあります。
ただ、伝わらないこともあり、どのように話したら伝わるか試行錯誤しています。
この試行錯誤は、日本での新入社員教育にも同じことが当てはまり、新人に専門用語などを
多用して話しても伝わらないことがあります。
中国に滞在して、教育方法の大切を痛感しています。

この貴重な体験を日本に帰国しても、十分発揮出来るように頑張りたいと思っています。