『楽しみ』

こんにちは、福井店設計課の大久保です。

昨今、「ワークライフバランス」という言葉が取り立たされていますが、
ウッドリンクには、社員が働き方を選択出来る制度があります。

以前NHKで、「北欧の国の人たちの幸福度がなぜ高いのか」
という番組が放送されていました。
国から国民への手厚い保護があるだけでは無く、北欧の人たちは
「仕事とプライベートの区切りがとても上手い」事が理由の1つに挙げられるそうです。
労働時間が短い為、終業後は多くの人が趣味や習い事に時間に充てているそうです。
仕事とは別の作業をしたり、体を動かす事で脳の違う回路が働き、
今まで動いていた脳の回路は休憩モードに入れ、効果的に脳をリフレッシュ出来るそうです。

私は、物を作る事や、体を動かす事、旅行が好きで、
アフター5の時間を利用し、様々な習い事にチャレンジしてきました。
料理教室、ゴルフ、ヨガ、英会話等々…
様々な習い事の中でも、唯一10年以上続いているのが、陶芸です。
アットホームな雰囲気の教室で、自分が作りたいものを自由に作っています。

写真1

器ばかり作っていましたが、陶芸のアクセサリーって面白そうかも!
ヘアゴムに、イヤリング、ピアス、ネックレスなどなど…

アクセサリーを付けると、急に色気付いたようで周りから何か思われないかな?と
思春期ばりに恥ずかしく思っていましたが、
自分がいいと思うものを付けてみたら、想像以上にテンションが上がり、
それならずっと続けている陶芸で作ってみたい!と思い立ちました。

理想とする形にはなかなか出来上がらず、どうすればいいのか考え、また繰り返し作ってみる。

粘土を触って無心になる事が一種の瞑想になるのか、
教室が終わる頃にはとても頭がスッキリしています。

最近では休日を利用し、陶芸アクセサリーをクラフトイベント等で出展しています。

軽い気持ちで始めたアクセサリー作りですが、
自己満足していた事から、世間に向けて発信するようになり、
相手がいる事で、もっといい物を作りたい!という意識に変化してきました。
自分がとてもオシャレだと思う人から、作品を見て「可愛い!」や「綺麗」と言われると、
本当に嬉しいです。

写真2

陶芸を習い始めたばかりの頃、先生に言われ、今でも心に残っている言葉があります。

「粘土で器を形造るので、作業途中歪んでしまう事があります。
歪みを無理やり直し、外形だけを綺麗に仕上げたとしても、焼き上がってくると歪んでいた形に戻ってしまいます。
いくら外見を綺麗に見せても、中身が伴っていないと、最終的に歪んでしまう事があるのです。」

写真3

仕事を通じて充実した人生を送らせて頂ける事に感謝し、仕事も趣味も精一杯楽しんでいきたいと感じる今日この頃です。