『好きで熱中できること』

こんにちは。
企画開発部 マーケティング課の澤田です。

みなさんの中にはマーケティング課って何をしている部署なの?と疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?よい機会ですので、この場をお借りし紹介したいと思います。

2019年7月より3名で発足した新しい組織で、丸2年が経過しました。営業業務が多岐にわたっているため、マーケティング分野の分業をすすめ、営業担当者が「商談」に集中できるようバックヤードの強化を図る部門が会社として必要ということで設置されることになりました。簡単に言うと営業業務の中のブランディング部分を担う課という立ち位置です。営業しやすい「仕組みづくり」「環境づくり」を目指して取り組んでいます。

仕事内容は大きく分けて3つあります。
1つ目はリサーチです。市場・顧客・エンドユーザーのニーズを把握します。2つ目は商談創出です。ウッドリンク・ラボを核としたBtoBtoC戦略やビルダー支援プロモーションの強化を図ります。3つ目はブランディングです。企業価値や商品価値を高め、競合優位性を図ります。また当社の主力製品であるプレウォールのブランディングの強化を目指します。

この中で私が携わっている具体的な業務内容は「各種イベント企画・実行」「ホームページ制作・管理」「各種SNS発信」等です。中でもSNSでの発信については会社として導入するは初めてで何からどう発信してよいのか手探り状態での開始となりました。特に苦労・苦戦しているのがYouTube制作です。

導入するにあたって、まずはYouTubeで何ができるのか、なぜYouTubeなのかという観点から関連書籍を読み、メリットを理解し、動画戦略の目的・目標をしっかり持ってから始めました。イメージを掴むために同業者のチャンネルをかなりチェックしました。ウッドリンクが発信するハウツー動画は24時間365日情報提供できます。視聴者が好きな時間に家づくりについて学べ、参考にできる。そして、このチャンネルの信頼を得て、ウッドリンク・ラボへの来場や将来的には受注に繋がる仕組みを作っていくのが目標です。実際、YouTubeを見てラボに見学に来られたお客様もいらっしゃいます。まだまだ潜在層が多いと思いますが、将来はたくさんのお客様に来場いただければ嬉しいです。

YouTube制作手順はネタ出しから始まり、シナリオ構成・作成、動画撮影、編集、サムネイルづくりが大まかな流れになります。現在は4人のチームで制作をしており、各担当を決めて進めています。私はYouTubeチームのリーダーを任されていますので、全てに携わっているのですが、実際やってみると簡単ではありません。シナリオを描くにあたって内容の理解は必然ですので、まずは勉強します。専門用語が多いので視聴者がどういう表現にすると分かりやすいかという観点で考えます。撮影は機材を導入し、使い方から学びました。制作にあたっては動画編集用のソフトを導入し、操作方法はYouTubeで動画説明している人がいたので、それを見て独学で学びました。実際制作してみると、テクニックを覚えるのには時間がかかりましたが、理解するとどんどんいろんなことが出来るようになり、いつの間にか心から楽しんで制作している自分がいました。制作時間も大幅に短縮出来ています。

毎日、家に帰ってもテレビはいっさい見ることがなくなり、ハウツー動画はもちろんですが他のジャンルの動画もチェックするようになり、編集の参考にしています。まさか人生でこの歳でこんなに熱中できることに出会えると思ってなかったので、自分でも驚いています。

マーケティング課に異動になってから半年ほど経った時に、何人かの社員の方々から「澤田さん、最近生き生きしていますね」という言葉をかけていただいたことがありました。実際、今の仕事は変化に富んでいて、学びが多く、自分の考えを取り入れていただける仕事がほとんどで、日々新鮮な気持ちで取り組んでいます。新しいことをするのはワクワクしますよね。
もちろん、楽しいと思えることばかりではありません。商談相手との意思疎通の難しさにはとても苦労しています。ですが、それもひとつひとつ経験を積むことで、その後に生かせると思っています。人生いくつになっても勉強です。

ウッドリンクのクレドの行動指針の一節「仕事を通じて人を育てる」の中に「私は、仕事を愉しく、面白くするために、仕事の価値や意味を理解します」という内容があります。
心から「仕事が愉しい」と思えるのは自分次第ではないでしょうか。これからも色々な出会いに感謝し、一緒に働く仲間を大切に、仕事を通じて成長できるよう、日々前向きにいろいろなことに取り組みたいと思います。