『心のままに』

こんにちは。製造部生産管理課施工支援Gの中村です。

2007年7月に中途入社してから15年、今年40才になります。
最近、健康が気になり、2月の健康診断で医師に相談したところ、ミネラル不足対策を勧められたので、積極的に野菜を食べるようにしています。

毎日のように野菜炒めを作って食べています。人参、じゃがいも、玉ねぎを高火力で炒めるだけですが、とても旨いです。

私が所属する施工支援Gは、この4月にできたばかりの新しい部署で、規格住宅ETUSUSの現場施工を担当しています。
ETUSUSの詳しい説明は ⇒ https://etusus.or.jp/
この部署が正式にできたのは今年4月ですが、実際の仕事は昨年4月から行っており、これまでに16棟の現場施工を経験してきました。ETUSUSの現場施工と言っても具体的に何をしているのか紹介します。

① プレウォールの施工
木造の骨組みに、プレウォールを建て込み、プレウォールの枠材と柱材の面がぴったりと合うように正確に釘留めしていきます。地震に強い住宅を作るための重要な仕事であり、部屋の壁の仕上がりに影響する大切な仕事です。下地が大事です。
https://www.prewall.jp/

② 気密処理
プレウォールと柱材の隙間に気密テープを貼ります。気密テープを貼った後はしっかりと押さえつけて密着させます。結露を防ぐ事と省エネの為の重要な仕事です。

③ 防水シートの施工
住宅の外部側の壁に防水シートを貼ります。しわにならないように貼るのはなかなか難しいのですが、丁寧に綺麗に貼っていきます。水の侵入を防ぎ、住宅の耐久性を向上させる重要な仕事です。

④ サッシの施工
YKK社製の高性能なサッシを取り付けていきます。サッシの性能が十分に発揮されるように、施工マニュアルに基づき、正確に取り付けていきます。雨漏りや隙間風の原因にならないように注意が必要です。

⑤ 気密測定
すべての作業が完了した後、最後に気密測定を行います。気密測定の結果は、私たちが行った現場施工が正しく行われているか確認するための指標の1つになります。ちなみに先日の現場では、気密測定結果 C値=0.18≒0.2㎠/㎡ と充分な結果が得られています。

大まかな仕事としては以上になります。
ETUSUS上棟日の様子を紹介した動画がありますのでぜひご覧ください。
私もこの動画に少しだけ写っています。
【棟上げ】迫力満点!早くて安全な高性能規格住宅「ETUSUS(エツサス)」の上棟現場の裏側に密着 – YouTube

私が初めてETUSUSの現場施工を経験した日のことを今でもはっきりと覚えています。

何も無いところから家が建っていくところを間近で見たこと、仲間と声をかけ合いながら協力して仕事をしたこと、汗だくになりながら気密テープを貼ったこと、夕方に美しい家が建っていたこと、それがとても印象的で、その時に「すごく愉しい、これこそ自分がやりたかった仕事だ」と感じました。

その後、何棟も経験していくうちに、雨が降る現場、雪が降る現場など、条件が悪い現場をいくつも経験しましたが、「愉しい」という気持ちが変わることはありませんでした。好きな仕事に出会えると、辛いことも乗り越えられると聞いたことがありますが、このことだと思いました。

ETUSUSの現場施工はウッドリンクの新規事業であり、私たち施工支援Gとして、生産性向上、施工品質向上などの課題がたくさんあります。今期は、木絆QC活動(QCサークル活動)、グループミーティング、を活用して、メンバー全員で課題に取り組んでいきたいと思います。

今の気持ちを歌に例えるならば、ゆずさんの曲『心のままに』より
「もう自分をごまかすのはやめて そう 心のままに進もう」
好きな仕事に出会えたことに感謝して精一杯取り組んでいきます。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。