月別アーカイブ: 2020年11月

『ニーチェの言葉』

こんにちは。富山店設計課の寺井です。
山の葉もすっかり色づく季節になりましたね。ほんとうなら遠出して紅葉を楽しみたいところなのですが、新型コロナウイルスの影響もありますので今年は我慢することにします。しょうがない・・・。
それにしてもコロナコロナと騒がしい1年になりましたね。今年も残り2ヶ月ほどになりましたが、まだまだ油断はできません。皆さんもどうかお気をつけ下さいませ!

わたしはウッドリンクに入社して今年で17年目になります。入社以来、設計一筋でこれまでたくさんの物件に携わらせていただきました。
建築系の学校を卒業したといえども、正直プレカットのことはあまりよく知らず、先輩方に一からご指導いただき、そして今の自分があります。うまくいかず泣きながら仕事をしていたことも今となってはとおーい昔の良い思い出です。

さて、現在の仕事内容はというと、設計課の各担当者が入力したCADデータと加工指示に間違いはないか妥当性をチェックすることと後輩の成長サポート、あとは中国大連への仕事の段取りを主に行っています。中国大連の担当者とのやりとりは日本語で行いますが、直接会話することができないので、方法は文字と図のみになります。このときに気を付けていることは、

 ・できるだけ標準語を使う(富山弁は使わない)
 ・回りくどい言い方はしない
 ・相手の理解度を確認しながらやりとりする

といったところでしょうか。
それでも自分の意図とは違う伝わり方になってしまったときには、どのように伝えたら理解してもらえるのかなと結構悩みます。
『伝える力』というものをもっともっと身に付けていかないといけないなと思う今日この頃です。

話は変わりますが、事務所の壁には日めくりカレンダーがかかっています。このカレンダーには一日にひとつずつ世界の名言が掲載されています。
わたしはこれを毎日見るのが好きで、良い言葉が書いてあると同僚に見てみてと勧めるくらいです。そんなわたしが数年前にたまたま目にしたフレーズを紹介させていただきます。

“脱皮しない蛇は滅びる”

これはドイツの哲学者ニーチェの言葉です。脱皮するということは、古い自分を脱ぎ捨てて新しい自分に生まれ変わるということ。それは新陳代謝であり成長です。人もいつまでも今のままの自分に安住してはダメという意味です。現状を良しとし、新しいことにチャレンジできずにいた自分には衝撃的で、自分のことを言われているように感じました。
わたしが入社した頃と比べると、様々な作業の自動化、指示書のペーパーレス化が進み、今回の新型コロナウイルスの影響によるテレワークも実施しました。時代と共にわたしたちの職場も変化しています。そんな状況についていくので精一杯な部分もありますが、変化を柔軟に、そして積極的に受け入れ、“新しい”ことにもチャレンジしていきたいと思っています。

“新しい”と言えば・・・
この度、ウッドリンク・ラボの向かいに富山店の新事務所が完成しました!
木をたくさん使った広々とした新事務所は、2階が設計フロアになります。
このブログが公開される頃には引っ越しを終えて、“新しい”場所で仕事をしていることでしょう。気分も新たに、仲間と共に“お客様に信頼され、仕事を任せていただける設計課”を目指していきます。

最後に、これから日々寒さが増していきます。体調を崩されませぬよう、お気をつけ下さいませ。