『DIYに挑戦』

こんにちは。R&D企画室の冨田です。
入社から半年が経ち、会社の雰囲気や社会人生活にも慣れてきました。

R&D企画室では研究開発の仕事をしています。
先日はウッドリンクラボで新製品『スギボード』の強度試験を行いました。

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こういった試験の試験体を組み立てるのも仕事の一つなので、金づちやインパクトドライバーなどの工具を使う機会がかなりあります。
今まで工具を使ったことはほとんどなく、最初は全然うまく使えなかったのですが、半年で(ちょっとは)上達したような気がしています。

そこで最近、以前から興味はあったけれどハードルが高そうだなと思っていた、DIYに挑戦しました。

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シンプルなただの箱ですが、寸法や持った時の重さ、塗装の色味などかなりこだわって作りました。

まず寸法は、①雑誌が入るサイズで、②自分で楽に持ち運びできる大きさ、③形はなるべく立方体にしようと考え、手持ちの雑誌のサイズを測って、高さ400×幅400×奥行き300mmに決めました。

それから木材を選びにホームセンターへ行ったのですが、種類が多すぎて大変悩みました。
最初は身近なスギかSPF材で、と思いましたが、ホームセンターで実際に持ってみるとかなり重たく、お値段も張ってしまうということがわかりました。
そこで色々と見ていると、「ファルカタ材」という、とても軽くて値段もお手頃な材料が目に留まりました。
聞き慣れない名前でしたが、その場で調べてみると「加工がしやすくDIY初心者向けの材」ということだったので、私にぴったり!と思い、木材はファルカタ材を使っています。

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材料のカットはホームセンターでお願いしました。次は組み立てです。
初心者向けの材料を選んだこともあってスムーズにできました。
しかしまだまだ腕が未熟なため、何箇所か釘が飛び出てしまいました。

塗料の種類や色も数多く、かなり迷いましたが、色はそのとき住んでいた実家の和室に合わせて暗めのウォールナットにしました。
色は良かったのですが手触りはなぜかざらざらになってしまったので、今度作るときは別の塗料を試したり、塗り方を工夫しようと思っています。

現在はアパートの部屋でテレビ台として使っています。

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入れるものを先に決めて作ったので、すっきりと収まるのが嬉しいです。
あちこち失敗もしていますが、やはり自分で作ったものには愛着が湧くものですね。
同じ箱をまた作って重ねて使おうか…とか、樹種を変えてみたらどうだろう、など、楽しい悩みは尽きません。
今後また新作に挑戦し、もっと上手く作れるように腕を磨きたいです。

仕事に必要だから得た技術や知識も、自分の好きなことに活かせば興味を持って深めることができると思います。
これからも良い仕事を楽しく行える工夫を続けていきたいです。