『体験から学ぶ』

皆さんこんにちは、製造部生産課の中屋です。

新年を迎え、仕事が始まった矢先の記録的な大雪により、交通面だけでなくスーパーが品薄状態になるなど、生活面にも影響が出たことで大変な思いをされたのではないでしょうか?
3年前にも同程度の大雪となっていて、私は福井でそれを体験していたため、今回の大雪では生活面を安定させるため、インスタント系がほとんどではありますが、食料を買い込み当分の間の食糧難対策をしました。

仕事の話になりますが、私は今年度入社した新入社員です。設計課志望ですが、現在は生産課に研修という形で所属しています。入社してから横架材チームに6ヶ月、断熱材チームに1ヶ月、柱材チームに2ヶ月所属し、現在はプレウォールチームにて研修を行っております。
 研修内容としては、基本は他の生産課メンバーとともに製造ラインにて製品の生産を担当しています。設計課の方が作成した図面の指示を元に製品の加工をしていくのですが、その際に次の事を意識しています。
 ・どういった加工指示でどのような加工がなされるのかを理解する
 ・設計者の意図と加工者の認識違いによるミスがない指示の仕方を理解する
意識している項目数としては少ないと思うかもしれませんが、特に2個目の項目については、設計者によって差が出るもので分かりやすい指示もあれば、分かり辛い指示もあります。自分が加工する側になることで指示の良し悪しをよく理解できるので、とても重要なことだと考えています。

実際に生産課で仕事をして文字通り様々な体験をしていきました。製品の梱包からはじまり、加工精度確認や機械が加工出来なかった部分の手加工をした中で、大変だったことは、入社して間もないころ、よくケガをしてしまったことです。別の作業に集中するあまり足元の注意力が散漫になり、台の角に足をぶつける事や、段差につまずいてしまう事が多く、擦り傷をよく作っていました。ちなみに現在は作業をしつつも、周りを(特に足元を)見るように努力しているため、ケガはほとんどしなくなりました。

私は来月半ばから福井店設計課へと異動となります。10ヶ月という研修期間でしたが、残りわずかとなると、時の流れというものは早く感じます。研修で体験した事から学び、より良い仕事ができるようこれから精進していきたいと思います。