『実感する時』

こんにちは、福井店設計課の田渕です。

12月に入り本格的に冬シーズンがはじまりました。
今冬は寒く雪が多くなると聞き、一昨年のような大雪にならないか戦々恐々としています。

私の主な業務内容としては、工務店様からいただいた図面を元に軸組を考え、工場で加工するデータをCADで作成しています。

最近寒くなり外出が億劫ですが、自宅近くで担当した物件が2棟続いたこともあり、散歩がてら工事の進捗をささやかながら見守っております。

今までの現場見学では、中から細部まで見学は出来ますが一度きりとなることが多く、どのように工程が進んでいくのか実感しづらかったのですが、自宅近くということもあり、外からではありますがこまめに進捗を見守ることで上棟以降のおおまかな流れを見ることができています。

設計という仕事は、お施主様に会うこともなく工務店様との直接のやりとりもないまま完了させることが多い中で、慣れから事務的に業務を行なってしまいがちです。実際に大きな建物を目にすると、お施主様にとっての人生に一度きりの大きな買い物に携わっているのだと再認識します。仕事としてではなく、お施主様の人生に関わっているのだという考えを持ち業務を行いたいです。

最後に、早いもので今年も残りわずかとなりました。コロナ第8波への警戒を強めながら年末年始を過ごしたいものです。皆様も体調に気をつけて年末年始をお過ごしください。